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子どもが不登校になり、部屋でずっと寝ている…
その姿を見ていると、
「このままどうなってしまうのだろう」
「何か悪い病気だったら…」
と、胸が張り裂けそうな想いになりますよね。
朝、静まり返った子ども部屋のドアを前に、声をかけるべきか、そっとしておくべきか、立ち尽くすこともあるかもしれません。
焦りや不安で、ご自身を責めてしまう夜もあるのではないでしょうか。
まず、一番にお伝えしたいことがあります。
今、あなたが感じているその不安も、焦りも、すべて、お子さんを深く愛しているからこそ生まれる感情です。決して、あなたの育て方が間違っていたわけではありません。
どうか、ご自身を責めないでください。
私たちSIAPROJECTは、17年間、たくさんの親御さんとお子さんに向き合い続けてきました。その中で、1639ページ(2025年4月時点)を超える「喜びの声」と共に確信したことがあります。
それは、お子さんがずっと寝ているのは、
「心のエネルギーが空っぽになってしまったサイン」
だということです。
車がガス欠で動けなくなるように、心もエネルギーがなければ、起き上がることすら辛くなります。今は、無理にエンジンをかけようとせず、まずは安全な場所で、ゆっくりとエネルギーをチャージする必要があるのです。
この記事では、多くのご家庭で効果が実証された、お子さんの心のエネルギーを穏やかに満たしていくための具体的な方法を、ステップに沿ってご紹介します。
小手先のテクニックではなく、親子関係の根本を見つめ直し、再発しない未来を目指すための、はじめの一歩です。
どうぞ、肩の力を抜いて、ご自身の心と対話するように読み進めてみてください。
「なんとかしなきゃ」と焦る気持ちは、時にお子さんへの無言のプレッシャーになってしまうことがあります。
最初のステップは、その焦点を少しだけずらしてみること。
お子さんを「変えよう」とするのではなく、「知ろう」とすることから始めましょう。
そのための、最高のトレーニングが「観察日記」です。
これは、お子さんを評価するためではなく、お父さん、お母さんの不安な「視線」を、温かい「まなざし」に変えるための記録です。
<方法:お子さんの世界をそっと覗くように>
親御さんだけが見る、秘密の日記です。客観的な事実だけを、淡々と記録していきましょう。
【寝ている時間の記録ポイント】
「ちゃんと寝ているか」ではなく、「どんな風に寝ているかな?」という優しい好奇心で観察します。
寝つきの様子: スムーズに眠りにつきますか? それとも、ベッドで長く過ごしてから眠りますか?
寝息や体の動き: 穏やかな寝息ですか? 時々、苦しそうな息づかいや、頻繁な寝返りはありますか?
物音への反応: 小さな物音にも敏感に反応しますか? それとも、ぐっすり眠れているでしょうか。
目覚めた後の言葉: 「夢を見た」と話すことはありますか? どんな夢だったか、もし話してくれたら、それは心の奥からのメッセージかもしれません。
【起きている時間の記録ポイント】
たとえ短い時間でも、そこには大切な情報が詰まっています。
時間帯: 何時ごろに起きて、何時ごろにまた眠りにつくでしょうか。
表情や雰囲気: ほんの一瞬でも、穏やかな表情を見せる瞬間はありますか? それはどんな時でしょう。(例:好きな動画を見ている時、ペットといる時など)
活動内容: ゲーム、SNS、読書…。何に時間を使っていますか? その世界では、お子さんはどんな役割なのでしょう。
言葉の断片: 「疲れた」「別に…」といった短い言葉も、大切なサインです。どんな時に、どんな声のトーンで発せられたでしょう。
食事や家族との関わり: 食事は少しでも口にしていますか? 家族の呼びかけに、どんな反応をしますか?(無視も、一つの反応です)
<このステップがもたらす、穏やかな変化>
日記をつけ始めると、不思議なことに気づくはずです。
それは、お子さんの小さな変化に気づけるようになり、親御さん自身の心が少しずつ落ち着いてくるということです。
「今日も一日中寝ていた」という漠然とした不安が、
「昨日は寝息が荒かったけれど、今夜は少し穏やかだ」
「昼間は無表情だったけど、夜中にゲームで笑い声が聞こえた」
という、具体的な事実に変わります。
この「事実を見る」という行為が、親御さんを冷静にし、「評価」や「判断」から解放してくれます。この心の余裕こそが、お子さんにとって何よりの安心材料になるのです。
「でも、日記なんてつけている暇も心の余裕もない…」
もちろん、そうですよね。毎日完璧に記録する必要はありません。
週に数回でも、気づいた時にメモするだけでも大丈夫です。
大切なのは、お子さんをコントロールしようとする視点から、ありのままを理解しようとする視点へ、ご自身がシフトすること。
その意識を持つこと自体が、大きな一歩なのです。
心のエネルギーが少しずつ溜まってきたお子さんは、自然と起きている時間が長くなります。
その貴重な時間を、「何かさせよう」とするのではなく、「ここにいてもいいんだ」と感じられる、居心地の良い「充電スタンド」にしてあげましょう。
<具体的なアイデア>
① お子さんの「好き」をそっと置く
無理に誘うのではなく、お子さんが自然と手を伸ばしたくなるような「仕掛け」をしてみましょう。
例: イラストを描くのが好きなら、新しいペンやスケッチブックを机に置いておく。好きな作家の新刊を、リビングのテーブルにさりげなく置いておく。
② 五感を満たす、心地よい刺激
快適な環境は、心を穏やかにしてくれます。
照明: 日中は柔らかな自然光を取り入れ、夜は暖色系の優しい明かりに。
温度・湿度: お子さんが快適だと感じる室温を保ちましょう。
音: 騒がしいテレビの音を消して、リラックスできる音楽や、自然の音(雨音や鳥の声など)を小さな音で流してみるのも良いでしょう。
香り: 眠る前に、ラベンダーなどの穏やかなアロマを焚いてみるのも一つの方法です。
③ 非言語の「愛の証」を残す
言葉でのコミュニケーションが難しい時期だからこそ、形あるもので愛情を伝えてみませんか。
例: お子さんが寝ている間に、好きなお菓子や飲み物を枕元にそっと置く。「いつもあなたのことを想っているよ」という、無言のメッセージです。短い手紙や、可愛いイラストを添えるのも素敵ですね。
<このステップがもたらす、嬉しい効果>
これらの工夫は、お子さんに「起きなさい」と強制するものではありません。
むしろ、「あなたのままでいいんだよ」という受容のメッセージです。
お子さんは、自分が大切にされている、尊重されていると感じることで、少しずつ外の世界への安心感を育んでいきます。
そして、親御さん自身も、「何かしてあげられた」という小さな達成感が、心を少し軽くしてくれるはずです。
「そんなことをしても、何も変わらなかったら…?」
大丈夫です。試してみて、もしお子さんの反応がなくても、がっかりしないでください。
親御さんが「お子さんのために何かをしよう」と考え、行動したその時間と愛情は、目に見えなくても、必ず温かい空気としてお子さんに伝わっています。
そして、その行動は、親御さん自身の心を癒すための大切なプロセスでもあるのです。
「将来どうするの?」という言葉は、時に子供を深く傷つけ、心を閉ざさせてしまう諸刃の剣です。
特に、エネルギーが枯渇している状態では、未来を考えること自体が大きな負担になります。
では、どうすればいいのでしょうか。
ここで大切なのは、「夢を語らせる」のではなく、「楽しい未来を一緒に想像する」というスタンスです。
そして、それには親御さん自身の心の準備と、高度な対話のトレーニングが必要になる場合があります。
<もし、試してみるなら…>
タイミング: お子さんの表情が少し和らいでいる時、リラックスしている時に。
切り口: 「〇〇(お子さんの好きなこと)が上手だから、将来プロになれるかもね!」など、肯定的な言葉で。親自身の夢や、昔好きだったことを話すのも良いでしょう。
<注意点:なぜ、うまくいかないことがあるのか>
このアプローチは、親子関係の土台が安定していないと、逆効果になる危険性をはらんでいます。「期待されている」というプレッシャーを感じさせ、お子さんをさらに追い詰めてしまうのです。
もし、過去にこうした会話で失敗した経験があるなら、それはあなたのせいではありません。 あなたが悪いのではなく、ただ、その時の親子関係や、お子さんのエネルギー状態に、そのアプローチが合っていなかっただけなのです。
そして、その「見極め」と「適切な関わり方」を学ぶことこそが、「再発しない不登校改善」への鍵となります。
この記事をここまで読んでくださったあなたは、お子さんのために真剣に学び、行動しようとされている、本当に愛情深く、意識の高い親御さんだと思います。
観察日記、環境づくり、そしてコミュニケーションの工夫。
これらは、ご家庭でできる、非常に価値のある一歩です。
しかし、同時にこう感じている方もいらっしゃるかもしれません。
「頭ではわかっていても、自分の感情がコントロールできない」
「子供の反応に一喜一憂して、心が疲れてしまう」
「この記事に書いてあることを試す勇気が出ない」
「自分たち親子には、もっと専門的なサポートが必要なのでは…」
その感覚は、非常に正しいものです。
なぜなら、不登校という問題の根っこには、これまで何年もかけて形成されてきた、ご家庭ごとの独特なコミュニケーションの癖や、目には見えない親子関係のパターンが隠れていることが多いからです。
それを、親御さん一人の力で、本やネットの情報だけで解決しようとするのは、羅針盤も海図も持たずに、たった一人で嵐の海へ漕ぎ出すようなものです。
私たちが17年間かけて築き上げてきた有料サポート「ひふみ〜よ」は、単に不登校を解決するためのノウハウを提供する場所ではありません。
それは、「再発しない不登校改善」という同じゴールを目指す、意識の高い親御さんたちが集い、互いに支え合い、学び合うオンライン・コミュニティです。
「ひふみ〜よ」では、
数多くの事例を見てきた専門家が、今本当に取り組むべき課題を明確にします。もう、暗闇で手探りする必要はありません。
お子さんを変えるのではなく、まず親御さんの「受け止め方」「伝え方」をトレーニングすることで、親子関係の根本から改善を目指します。なぜ会話がうまくいかないのか、その原因をすべて解明し、乗り越える力を養います。
同じ痛み、同じ希望を持つ、お人柄の良い会員さんたちとの交流は、何よりの心の支えになります。「一人じゃないんだ」という安心感が、あなたに再び前を向く力を与えてくれます。親御さんが元気を取り戻すことが、お子さんの回復への一番の近道なのです。
もし、あなたが
「子どものためだけでなく、親である自分自身も成長したい」
「小手先の対応ではなく、この経験を家族の糧にしたい」
と心から願うのであれば、「ひふみ〜よ」は、あなたにとって最高の学びの場となることをお約束します。
お子さんの部屋のドアを、希望の扉に変えるために。
まずは、下のリンクから「ひふみ〜よ」がどのような場所なのか、覗いてみてください。
1639ページ分の「ありがとう」が、あなたの未来を照らす光となるはずです。
SIA PROJECTでは無料のサポートも行なっています。無料サポートは、3つのメール配信を通して行ないます。メールで配信される内容は有料サポートとはまったく異なりますが、この無料サポートだけで不登校改善に成功した親御さんもいますので、ぜひとも有効活用していただけたらと思います。⇒詳細はこちら
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