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不登校の早期解決を成功させたいなら、“逆”をやることです。
(何をどのように“逆”にすれば良いのかは、読み進めていただくとわかります)
ほとんどの親御さんは、子供が不登校になると次のようなことを思うでしょう。
「この子の不登校をできるだけ早く解決したい」
“早く”解決したい気持ちになるのが普通です。
皮肉なものですが、そうして「早く」と思っている親御さんが不登校を長引かせてしまいます。
なぜなら、そこには親のエゴイズムがあるから。
「早く」と思うのは、親の気持ちですよね。親がメリットだと思うことを優先するような気持ちで、自己中心的な思考に近いものです。そうした親のエゴイズムは確実に子供に伝わります。その伝達を受けた子供は「親は自分のことしか考えていない」「親は自分の思い通りに子供を動かしたいだけだ」と思い、悲しくなり、心を閉ざして何も話さなくなります。
子供が何も話さなくなると「子供がどんなサポートを求めているか」がわからなくなり、親はどうサポートしていいかわかりません。親の考えでサポートすることはできますが、それは子供が求めるサポートではないので効果がありません。
効果がないだけならまだいいのですが、子供は自分の求めるサポートをわかってくれない親にガッカリし、ますます心を閉ざすようになります。ますます心を閉ざし、ますます何も話さなくなると、親は「子供がどんなサポートを求めているか」がますますわからなくなります。そうして親が子供の力になれなくなり、不登校が急速に悪化します。
ですから、不登校の早期解決を望むなら、“早く”の気持ちをゼロに近づけることが効果的です。
“早く”と思いがちな親の気持ちを逆にして、“早く”と思わない状態に近づけていくのです。
上記のような話をすると
「早期解決を目指さないほうがいいってこと?」
と誤解されるかもしれませんが、そうではありません。
“目的地”を“早期解決”にすることは大丈夫です。心のどこかで早期解決を目的として意識することは問題ありません。
それとは別に“日常の気持ち”から“早く”をなくしていく、ということです。
イタリアに旅行するときに「イタリアに行くこと(目的地がイタリアであること)」と「イタリアに早く行きたいと思うこと(日常の気持ちが“早く”であること)」は違いますよね。それと同じです。目的地を早期解決と定めておいて、日常の気持ちから“早く”をなくしていけばいいのです。
矛盾するような表現ですが、
「早期解決を望んでいるけれども、“早く”とは思っていない心の状態」
です。
このような精神状態に調整していくことが不登校早期解決のポイントです。
この精神状態に調整する方法はたくさんありますが、初心者向けの方法は「子供が今のままでもいい理由を思いつく限り書くこと」です。
あなたのお子さんは今のままでも十分に力があって、恵まれていることがたくさんあるはずです。健康な体、かわいい笑顔、生きる力……不登校であること以外に目を向けてみれば素敵なところが山ほどあります。それを思い出して紙に書くだけで「今のままでもいい」と思えてきて、心が「早期解決を望んでいるけれども“早く”とは思っていない心の状態」に近づくはずです。
そうして親の心からエゴイズムが消えていくと、
「親がメリットだと思うことだけを優先するような印象」
から
「親子ともに幸せに生きることを選んでいるような印象」
に変わり、その印象変化をキャッチした子供は「今まで話さなかったこと」を話すようになります。親がちゃんと子供のことを考えてくれていると信用できるようになって、話したいことを話せるようになるのです。
そうして本音が聴けるようになることで、親は「子供が求めるサポート」がどんなものかわかりやすくなりますから、的確なサポートができるようになり、早期解決に成功する可能性がグンと高まります。
不登校の早期解決に成功するために「視点を逆にする重要性」についてもお伝えしておきます。
不登校の早期解決に成功する親御さんは、ときどき視点を逆にします。
最もわかりやすいのは「親の視点」を「子供の視点」にひっくり返すイメージです。ふだんはどうしても自分(親)の視点で物事を考えがちですが、それをときどきひっくり返して子供の視点で物事を考えるように転換できるのが不登校の早期解決に成功する親御さんの特徴です。
想像で視点を変えられるのが理想ですが、イメージがうまく思い浮かばない方は質問や推測をきっかけにして思考するといいでしょう。
「この子は今、どうしたいんだろう?」
「この子が本当に望んでいることは、どんなことなんだろう?」
「この子は今どうしたいか、本当は何を望んでいるのか、自分でもよくわからないのかもしれない。ものすごく混乱しているのかもしれない」
「自分(親)もそういうことなかったかな? 今どうしたいか、本当は何を望んでいるのか、自分でもよくわからなくなったこと、なかったかな? そのとき、どんな感覚だったかな?」
「今、この子の心に痛みがあるとしたら、それはどんなものだろう?」
「今、この子の目には日常がどんなふうに映っているんだろう?」
「今のこの子の体の感覚は、どんな感じかな?」
こういった質問や推測を自分自身に投げかけて、思いついたことをメモしておきます。
その上で子供とコミュニケーションをとります。
そうすると子供は、
「お母さん(お父さん)は自分の気持ちをわかろうとしてくれている」
「お母さん(お父さん)は自分の気持ちをわかってくれるかもしれない」
「お母さん(お父さん)に自分の気持ちを話しても大丈夫かも」
と思うようになり、親に自分の気持ち(本音)を話すようになります。
こうして子供が本音を話してくれるようになることで、親は「子供が求めるサポート(的確なサポート)」ができるようになって、不登校の早期解決に成功します。
“早く”と思っていない親御さんが、“早く”子供の不登校を解決してしまう!
の事実。
興味深いですよね(^-^)
不登校の早期解決は、むずかしいことではありません。やることは簡単です。ただ、その簡単なことを継続できないため、多くの親御さんは不登校を悪化させてしまいます。継続のむずかしさは想像以上のものですから、甘く考えないように気をつけましょう。
この記事の途中で、私はあなたに助言しました。「思い出して紙に書くだけで」「思いついたことをメモしておきます」と書き、紙に書くことやメモすることをおすすめしました。そのとおりにやってみましたか? あとでやろうと思っているなら、本当にやりますか? 紙に書くこともメモすることも簡単です。でも、その簡単なことが人間はできないし、つづけられないのです。ですから、お尻をたたいてくれるコーチのような存在が必要で、さまざまな習い事教室が街にあふれているのです(笑)
大事なことの実行と継続ができない親御さんが多いことはわかっていますから、そのような親御さんでも確実に不登校解決に成功できるように「ひふみ~よ」で私がコーチのようになって楽しく優しく指導しています。ですから、一番はひふみ~よで指導を受けることですが、どうしても自分ひとりの力で不登校を解決したい親御さんはこのページをブックマークするなどして、上記に何度も何度も目を通してください。一日に一度でいいので、毎日目を通すのがおすすめです。上記の内容が無意識に浸透するほど自分のものになったとき、驚くほどの効果があらわれます(^-^)
執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一
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