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不登校原因の1つとして考えられるもの

 

不登校の原因はさまざまですし、多数の原因が複雑にからみあっているケースが大半です。

そのため、不登校原因を単純に示すことは通常はできません。

 

ただ、だからと言って不登校原因を無視していいわけではないでしょう。

考えられる原因を可能な限り突き止め、把握し、解消していくことは必要です。

 

この記事では、不登校原因の1つとして考えられるものをお伝えします。これからお伝えする原因を放置しつづけているために不登校悪化に向かっているケースがたいへん多いので、日頃の“自分自身(あなた自身)”を振り返りながら読んでみてください。

 

結論から言います。

 

不登校原因の1つとして考えられるのは「親が子供に苦手克服を優先的に押しつける行為」です。

 

これは“優先的に”という点がポイントですから、読み落とさないように気をつけましょう。苦手克服を押しつけるのもいかがなものかと思いますが、それ以上に苦手克服を“優先的に”押しつけている点が不登校原因となっていることも多いのです。

 

私の母はまさに、そのミスを犯してしまいました。

 

母は息子である私のことがとても大切で、いい人生を歩んでほしいと願っていたんですよね。そのため、私は幼い頃から苦手を克服するように育てられてきました。

 

私は算数が得意だったり作文が得意だったり、いろいろと得意なことがあったのですが、そういった得意なことを伸ばすのではなく、まだよくできていないこと(苦手なこと)を克服するように母が習い事に通わせてくれたのです。

 

ピアノ、剣道、ソフトボール…… どれも私がしたくないもので、苦手なものでしたが、そうしたことを習わせるために高い月謝を払って教室に通わせてくれました。

 

今になるとよくわかりますが、仕事や家事でいそがしいなか、スクーターで送り迎えまでしてくれた母は大変だったことでしょう。スクーターのうしろにチョコンと座り、母の背中にしがみつくようにして移動していたのが良い思い出です(^^)

 

それほど母は私のことを愛してくれていたのに、母は私のために一生懸命だったのに、誰も悪者はいないのに、私の人生はそこから狂っていきました。

 

ピアノ、剣道、ソフトボール……やりたくもない苦手なものを無理につづけているのですから良い結果なんて出ません。がんばっているのにたいして結果が出ないことで、私には強烈な劣等感が植え付けられていきました。「自分はデキない人間なんだ」と、なんとなくですが思いこむようになっていったのです。

 

その上、どの習い事もやめてしまったので「何をやっても続かない人間=自分」というセルフイメージも心に刻みつけられてしまいました。

 

そうしてあっという間に自分自身に対するマイナスのイメージができあがり、性格的にも歪んでいきました(笑)

 

自分に自信がないから変に人より優位に立とうとして誰かをバカにするような思考や発言をする→まわりから嫌われる→いじめられる→いじめられてますます性格が歪んでいく→ますます誰かをバカにするような思考や発言をするようになる→(悪循環)

 

こうして悪循環に陥り、やがて学校に行くことが苦痛になったのです。

 

もちろんそれだけが原因ではありませんが、原因の1つとしてあったことは確かです。

 

こうしたメカニズムは今になってようやくわかりましたが、当時はわかりません。私は自分でもよくわからないまま状況が悪化していくことに飲みこまれ、どうすることもできずにいつの間にか不登校になっていました。

 

ただし、これは、ある角度からの説明です。

角度を変えれば、違う説明になります。

 

 

苦手克服をあとにすることの重要性

 

当時の私は「自分で学校に行かないことを選んだ」と思っていましたが、それも真実なのです。

 

「いつの間にか不登校になってしまっていた」というのも真実ですし、「自ら不登校を選んだ」というのも真実であって、両者の違いはどの観点から説明するかの違いなのです。(子供の言うことがコロコロ変わって一貫性がないように見えるのはそのためです)

 

さて、私の母はどうすればよかったのでしょうか?

習い事をいっさいさせなければよかったのでしょうか?

 

どうすればよかったのかなんて誰にもわかりません。

何が良いかなんて、1つの価値観で決めることはできませんから。

 

そもそも、私は「不登校になってよかった」と思っているくらいですから、母の選択はあれでよかったとも言えます。

 

ただ、息子が不登校にならずに済むことを選択したいなら、1つの効果的な工夫があります。

 

それは「苦手克服をあとにすること」です。

 

苦手を克服させたいなら、得意なことを伸ばせるようにサポートしてあげて、それで自信を十分につけてから“ついでに苦手克服”するような形をとれば余計な障害は起きなかったでしょう。

 

前述で私はこう書きました。

 

>ピアノ、剣道、ソフトボール……やりたくもない苦手なものを無理につづけているのですから良い結果なんて出ません。

>がんばっているのにたいして結果が出ないことで、私には劣等感が植え付けられていきました。

>「自分はデキない人間なんだ」と、なんとなくですが思いこむようになっていったのです。

>その上、どの習い事もやめてしまったので「何をやっても続かない人間=自分」というセルフイメージも心に刻みつけられてしまいました。

>そうしてあっという間に自分自身に対するマイナスのイメージができあがり、性格的にも歪んでいきました(笑)

>自分に自信がないから変に人より優位に立とうとして誰かをバカにするような思考や発言をする→まわりから嫌われる→いじめられる→いじめられてますます性格が歪んでいく→ますます誰かをバカにするような思考や発言をするようになる→(悪循環)

>こうして悪循環に陥り、やがて学校に行くことが苦痛になったのです。

 

苦手克服を順序的にあとにし、得意分野を伸ばすことを先にすれば、上記の文章が次のように変わります。

 

・算数、作文、バスケットボール……やりたくてたまらない得意なことをイキイキとつづけているのですから良い結果が出ます。

・夢中になって取り組んでいるうちに良い結果が出るので、私の心には自信が宿りました。

「自分は結果を出せる人間なんだ」と、なんとなくですが思いこむようになっていったのです。

・その上、どの習い事もずっとつづけたので「何をやっても続けられる人間=自分」というセルフイメージも心に刻みつけられました。

・そうしてあっという間に自分自身に対するプラスのイメージができあがり、性格的にも明るくオープンになりました。

・自分に自信があるからコンプレックスを笑いに変えられるくらいのことができるし、誰かを賞賛する思考や発言ができる→まわりから好かれる→人気者になる→人気が出てますます性格が良くなっていく→ますます誰かを賞賛する思考や発言をするようになる→(好循環

・こうして好循環に入り、学校に行くことが楽しみになったのです。

 

わかりやすくするために意図的に極端に対比する形で書きましたが、人生の分岐が大きいことは確かなのです。(※)

 

※もちろん、後者のパターンであったとしても、人気が出たことで調子にのっていじめっ子になっていたかもしれませんし、傲慢さや過信で人生を崩壊させていたかもしれません。あくまでも「不登校になる可能性が高まるかどうか」の点に限定して説明していることをご理解ください。

 

 

 

苦手なことから克服させようとしていませんか?

 

ここまで読んできて気づいたと思いますが、やはり“順序”というものが重要なのです。「順序」がポイントで、苦手克服よりも得意分野を伸ばすことを先に行なったほうが低リスクなんですね。

 

さて、今、あなたは子供に何をさせようとしているでしょう?

 

苦手克服からさせようとしていませんか?

 

普通に考えれば、不登校の子供にとって「学校に行くこと」は「苦手なこと」に入るはずです。その「苦手なこと」から克服させようとしていませんか?

 

もし、そうしているなら、相変わらず順序を間違っているということです。

 

「苦手克服優先の危険性」を認識している人は、絶対にそんなことをしません。得意分野(好きなこと・ワクワクすることなど)を伸ばすことから先に行なわないと非常に危険だとわかっているので、しっかりと順序を意識して改善に取り組みます。

 

子供が得意分野を伸ばしているわけでもなく、その分野で何らかの結果を出しているわけでもないのに、無理矢理に不登校脱出を試みていたら危険信号です。そのことが後の人生にどう影響してくるか、それは前述の私の経験談を読めばよくわかるでしょう。

 

面白いもので、得意分野を伸ばしていくと自然と苦手分野がなくなってくることが多いんですよね。得意分野を伸ばしていく過程で「習得のコツ」を本質的につかみ、それを他分野に応用することで簡単に苦手克服できてしまえることもあるので、「あれ!?これ苦手なはずだったのにな??」と不思議に思う事態もよく起きるのです。

 

そういう意味でも、先に得意分野を伸ばすことに集中するのがオススメです。

 

 

“協力のしすぎ”に注意しましょう

 

どうすれば、子供の得意分野をスムーズに伸ばすための協力ができるのか?

 

その前に、子供が得意分野を何も見つけていない場合、どうすれば子供が得意分野を見つけられるのか?

 

そのあたりのノウハウに関しては“いちどの説明のみ”だと誤解が生じやすいので、ここでは書きません。ひふみ~よサポートスキルを身につけるようにして習得していくものですから、この記事ではお伝えできない点をご理解ください。

 

それとは別に、ここでは大切なことをお伝えしておきます。

 

子供が得意分野を伸ばすための協力をどこまで行うか?についてです。

 

例えば、子供が自分自身の得意分野を自覚して、その得意分野を伸ばすために次のような相談をしてきたら、あなたはどんなふうに協力しますか?

 

例1:「この塾に行きたいんだけど、どう思う?」

 

例2:「東京で開催される大会に出てみたいから交通費だけ貸してくれない?」

 

例3:「◯◯の勉強がしたいんだけど、通学なしで勉強できる学校ないかな?」

 

ここまで具体的に相談されると、協力が簡単ですよね。親ができる範囲内で力になってあげればいいだけです。

 

ここで気をつけていただきたいのが“協力のしすぎ”です。

 

不登校支援のプロとして言わせていただきますが、どんなことでも子供の要求に応じてあげる形の協力はお勧めしません。お金のことはもちろん、さまざまな事情が親にもあるのですから、できる範囲内で子供の力になれば十分です。

 

不登校の子供を持つ親御さんは

 

「親のせいでこの子を不登校にしてしまった」

 

と思う罪悪感が心のどこかにあるためか、“過剰”に子供の力になろうとする傾向があります。

 

そこには

 

「ここで多少無理してでもこの子のこれにお金を出せば、この子の人生を取り戻せるかも!」

 

などと期待してしまう気持ちもあるのだと思います。

 

そこで“甘やかし”に偏ってしまうのが長い目で見たときに改善に失敗する親で、再発リスクを高めてしまいます。

 

親が甘やかしに偏ってしまうと、子供は

 

「満足のいく環境を整えてもらわないと結果が出せない人」

 

になってしまいます。

 

しかも自分の力で「満足のいく環境」を整えるのではなく、誰かにそういう環境を用意してもらわないと結果を出せない人になってしまうのです。

 

ですから、その状態のまま社会に出ると、会社という「用意された不完全な環境」に不満を抱き、「自分が結果を出せないのはこの不完全な環境のせいだ」と考えるようにもなり、やがて出社拒否や無職を選択する事態にまでなります。

 

こういったことを頭に置き、

 

あくまでも自然に、できる範囲内で子供の力になってあげればそれで十分だ」

 

と思っておいたほうがいいでしょう。

 
 

 

親の頭に制限を設けない

 

ただし、下手に頭を止めないようには気をつけてくださいね。

 

例えばですが、

 

うちには貯金が○○円しかない → だから子供をこの高い月謝の塾に通わせることはできない

 

とすぐに結論付ける親御さんもいるのですが、お金がないなら

 

「お金がなくてもこの子をこの塾に通わせることはできないかな?」

 

と考えることです。

 

その塾でボランティアとして仕事の手伝いをすれば、月謝をタダにしてもらえるかもしれません。その塾の宣伝を無償でしてあげれば、月謝不要で通わせてくれるかもしれません。特待生で入塾できるケースもあるかもしれませんし、友人知人の紹介があれば月謝を安くしてもらえるかもしれません。

 

頭に制限を設けないことです。

 

自分一人でアイデアが湧かなければ、子供と話し合ってみるのもいいですよね。(子供の状態がある程度好転していれば、の話ですが)

 

「うちの所得と貯金が今これくらいだから、あなたを高い月謝の塾に通わせるのは今のままでは難しいんだよね。こういう状況でも塾に通えるいい方法が何かないかな?あなたなら、いいアイデアを出せる気がするんだよね」

 

などと言って子供と一緒に話し合えば、自分一人では思いつかないアイデアを子供が出してくれることもあります。

 

 

以上、「不登校原因の1つとして考えられるもの」というテーマでお伝えしました。

 

不登校原因の1つとして考えられるもの、そしてそれを解消(回避)するために何をどうしたらいいのか、その手がかりがつかめたでしょうか?

 

 

執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一

 

 

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