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「小学生の不登校対応で、子供の本音を聴こうとするのは間違い」
と助言する不登校専門家がいたら……
あなたは、その不登校専門家のことをどう思いますか?
「本音を聴こうとするのが間違い!?何を言っているの??この不登校専門家は信用できない」
と思う方もいるかもしれません。
そう思う方のために、10年以上の不登校支援経験がある私から助言しておきます。「小学生の不登校対応で、子供の本音を聴こうとするのは間違い」と助言する不登校専門家は、信用できる専門家です。
もちろん、本音を聴こうとすることのすべてが間違いではありません。本音を聴こうとすることが求められる場面もあります。ただ、場合によっては「大きな間違い」になります。慎重に判断しなければ取り返しがつかないダメージを子供に負わせることになりますから、十分に注意しましょう。
小学生のお子さんの本音を聴こうとする不登校専門家がいたら、気をつけてください。その先生は肝心なところを理解していないと思われます。専門家選びでミスをすると不登校対応全体が大きく狂い、お子さんの人生も大きく狂わせてしまいますから、十分に気をつけてください。
この記事では「小学生の不登校対応で子供の本音を聴こうとすることが危険である理由」を含め、小学生の不登校対応で特に注意したほうが良いことについて説明します。途中、コーチング効果も生じる記述も含まれていますので、そのあたりも楽しみながらご活用ください。
<目次>
思い出してみてください。あなたが小学生の頃を。
小学生のあなたは、よく知らない大人に本音をペラペラとしゃべりましたか?親でもない、しかも正体がよくわからない大人に、本音を話しましたか?
どうでもいい話なら話せたかもしれません。昨日見たアニメの感想とか、勉強が好きか嫌いかとか。その程度ならペラペラ話せたでしょう。人見知りしない子供なら、雑談で「どうでもいいこと」について本音を話すこともあります。
けれども、「できれば話したくないと思っている本音」までよく知らない大人にペラペラと話すことは難しかったはずです。
その難しさは、今、小学生で不登校になっているお子さんも同じです。例えば、学校に行きたくない理由を話すとしても、本音を話すことは難しく、ちょっとかっこつけて話すか、何らかの偽りを含めて話します。もしくは、まったく話さないか。どちらにしても「本当の本音」を話すケースはほとんどありません。
不登校専門家が子供と直接関わることに無理があるのは、この点です。専門家と子供が対面で話す場合、とりあえずその場をおさめるために子供が「嘘の本音」を話すこともよくあります。親と専門家はそれを「本当の本音」だと思ってサポートするのですが、それが大きく的外れになるため子供の力になりません。
このような理由から、SIAPROJECTでは専門家(木村優一)がお子さんと直接関わることはありません。もちろん、小学生のお子さんの本音を聴こうとすることもありません。そのようなことはせず、親御さんやまわりの大人たちが「子供が本音を話したくなる相手」に変わるためのトレーニングを提供しています。
子供が親やまわりの大人たちに「本当の本音」を話せるようになると、親子関係は驚くほど変わり、親御さんは「子供が学校に戻りやすくなるサポート」ができるようになります。そこまで到達すると、その後はスムーズに不登校改善に成功します(^-^)
さて、もう一度、あなたが小学生の頃にタイムスリップしてみましょう。
あなたの小学生の頃を思い出してみてください。小学生だった頃の自分に想像の中で戻ってみてください。お子さんが小学生なら、今のお子さんと同じ年齢の頃に戻りましょう。お子さんが小学生ではないなら、好きな学年に戻ってください。
その頃のあなたは、世界がどんなところだと感じていましたか?
おもしろいところ?怖いところ?幸せなところ?さみしいところ?……どんなところだと感じていたでしょう?その感覚を思い出してみてください。
思い出せたら、どんな音が聴こえてくるか、ひとつでもいいので思い出してみましょう。
お母さんの優しい声?お父さんのあたたかい声?誰もいない部屋でテレビから音が流れている?深夜にひとりでラジオを聴いている?木々のさざめき?雨粒が窓を打つ?誰かが怒っている声?ドタドタとうるさい?……想像の中で聞こえてくる音をひとつでいいので思い出しましょう。
そこまで思い出せたら、味や香りや手触りも思い出してみてください。お母さんが作ったカレーの味、よく遊んだ公園の草木の香り、握った鉄棒の手触り……なんでもいいです。味、香り、手触り、それぞれひとつずつでいいので思い出してみましょう。
今、あなたは想像上でタイムスリップしています。そのタイムスリップしているあなたが、その時のあなたのままで考えてみてください。「どんな大人が相手だったら本音を話せるかな?」と。
こうして想像してみると、本音を話せる大人のイメージが思い浮かぶはずです。「私たち大人が本音を話しやすい相手」と「小学生の子供が本音を話しやすい相手」は微妙に異なります。その違いを意識しながら不登校対応を進めていくと、致命的なミスが生じません。「小学生の子供が本音を話しづらい不登校専門家を子供に無理やり会わせる」といったような致命的なミスを避けられるのです。致命的なミスを避けるだけでも、小学生の不登校対応で成功する可能性がグンと高まります。
実は、ここまでの文章で行なってきたことは「小学生の子供の気持ちに共感する力を高めるトレーニング(初歩的なもの)」ですし、今これを読んでいるあなたが「不登校の小学生が本音を話せる相手」になる効果もあるものです。ダブルでメリットが生じるコーチング、と言えるものです。
このコーチングで、次のようなことを思った方もいるでしょう。
「自分が不登校であることを知らない、まったく何も関係ない相手に対してのほうが本音を話しやすいのでは?今の子供だったら、SNSのようなもののほうが本音を話しやすいのかもしれない」
この考えは正しいのでしょうか? 間違っているのでしょうか?
ここで「正しい」と思った方は危険です。「間違い」と結論付けた方も危険です。正解はひとつではありません。その子の個性によっても違います。その子の成長段階によっても違います。
最も危険なことは、正解が1つだと錯覚することです。いろんな正解があることを意識して「現時点で正解と思えること」を適宜判断しながら子供の力になりましょう。
時計は常に動いています。「現時点」は常に変わっています。ですから「現時点で正解と思えること」も変わるのが自然です。変わり続ける「現時点で正解と思えること」を適宜判断しながら子供の力になる、ということですからその点を誤解しないように気をつけましょう。
以上、小学生の不登校対応に関して、特に注意したほうが良いことをいくつかお伝えしました。
この記事の内容を頭に入れておくだけでも、不登校改善効果がグンと高まります。
もちろん、忘れてしまうと効果はゼロですから、きちんと記憶できるように何度もこの記事を読むようにしてください。記憶に定着するまで繰り返し読めば、効果が出ることは確実です。
小学生の不登校対応は、中学生や高校生になる頃にも響いてきます。お子さんが小学生の時点で間違った不登校対応をしていたら、それが中学生や高校生での不登校再発に結びついてしまいますので、意識を高めて正しい不登校対応を行いましょう。
不安におびえる必要はありません。SIAPROJECTのホームページでは「再発のない不登校改善に向かうための方法」を無料で公開していますので、そちらを参考にし、繰り返し読み、最大限活用してください。一度や二度読むだけでは効果がありませんが、何度も読めば少しずつ効果が出てきます♪
⇒ SIAPROJECTで無料公開している不登校対応のポイント
執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一
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