不登校対応のことなら、SIA PROJECT(シア・プロジェクト)にお任せください。
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SIAPROJECTのサポート「ひふみ~よ」に入会した親御さんは、SNSには書けないような本音や内情を教えてくれます。
そのリアルな声を聴くと、
不登校の再発率は、世間の人達が思っている以上に高いのだろうな……
と思わずにはいられません。
お子さんが何度も不登校再発を繰り返してどうすることもできなくなってからSIAPROJECTのサポート「ひふみ~よ」に入会される親御さんも多く、その方たちの声を聴くと再発率の高さがうかがえるのです。
みなさん、「もっと早く、ひふみ~よに入っていればよかった……プロの言うことをもっと早くから聴いていればよかった……」と言います。そのことからわかるのは、素人ひとりでがんばることの危険性。それから、その素人判断が不登校を再発させる一因になることです。
脅かすようなことは書きたくありませんが、専門家の力を借りずに素人の判断で不登校対応をつづけている場合、再発の危険性が大きくなると思っていてください。一時的に子供が学校に行くようになることはよくありますが、それからずっと子供が学校に行きつづけ、就職や結婚まで安定的に進むのは実は多くの方たちが思っているより少ないのが現状です。子供が一度不登校になった場合、中高年ひきこもりや8050問題も他人事ではなく、どちらかと言えばそうなる危険性が大きいと思っておいたほうが良いでしょう。
不登校の再発率が何%かを調べたくてこの記事にアクセスした方もいらっしゃるかもしれませんが、お子さんの不登校で不安になっている親御さんが気になるのは、不登校の再発率が何%かではないでしょう。それよりも、「どうしたら不登校の再発を避けられるのか」が知りたいはずです。
この記事では「不登校の再発を避けるために必要なこと」のひとつをお伝えします。
一見すると関係なさそうな話からスタートしますが、「不登校の再発を避けるために必要なこと」につながる重要な内容ですので、読み飛ばさずに最初から最後まで読んでください。
お子さんの不登校で悩んでいる親御さんの話を聴いたり読んだりしていると、「本当に?」と思うことがあります。
特に、「子供が不登校になった原因」について聴いたり読んだりしている時、「本当に?」と思うことがよくあります。
“違和感”があるのです。
親御さんの多くが考える「子供が不登校になった原因」に“違和感”があって、「本当に?」と思うことが多いのです。
次の質問に答えてみてください。
Q : お子さんが不登校になった原因は何でしょうか?
(“答え”を考えてから、この先を読み進めてください)
人それぞれ、さまざまな答えが頭に思い浮かぶはずです。
「私の子育てが間違っていたから」
「私たち夫婦(両親)から子供へのプレッシャーが強かったから」
「親の都合で転校することになって環境変化に耐えきれなかったから」
「勉強でついていけなくなったから」
「部活動で挫折したから」
「酷いいじめにあったから」
……こういった漠然とした答えが思い浮かんだ親御さんもいれば、
「あの子の気持ちをしっかりと聴いてあげることをしてこなくて、ずっとあの子は一人で我慢して自分のなかにストレスをためこんでいたから、それが爆発して不登校になったのだと思う」
「私たち夫婦(両親)が学歴を重視しすぎて、子供が良い成績をとることに必死になっていたから、それが子供に相当なプレッシャーを与えてしまって子供の心が押しつぶされてしまったから学校に行けなくなったのだと思う」
「ずっと海外の学校で育ってきたのに、突然、日本の、しかも田舎の学校に転校させられて、あまりの環境変化にうまく対応できず、あの子は一人で苦しんできたのだと思う。だから、なじめない環境から逃げるように不登校になったのだと思う」
……など、具体的に原因が思い浮かんだ親御さんもいるはずです。
どちらでも構いません。
どちらでもあっても、“違和感”があります。
「私の子育てが間違っていたから」
「私たち夫婦(両親)から子供へのプレッシャーが強かったから」
「親の都合で転校することになって環境変化に耐えきれなかったから」
「勉強でついていけなくなったから」
「部活動で挫折したから」
「酷いいじめにあったから」
これらの答えって、一般的だと思いませんか?
どこかで聴いたり読んだりしたことがあるような言葉です。
具体的な答えも同じ。
「あの子の気持ちをしっかりと聴いてあげることをしてこなくて、ずっとあの子は一人で我慢して自分のなかにストレスをためこんでいたから、それが爆発して不登校になったのだと思う」
「私たち夫婦(両親)が学歴を重視しすぎて、子供が良い成績をとることに必死になっていたから、それが子供に相当なプレッシャーを与えてしまって子供の心が押しつぶされてしまったから学校に行けなくなったのだと思う」
「ずっと海外の学校で育ってきたのに、突然、日本の、しかも田舎の学校に転校させられて、あまりの環境変化にうまく対応できず、あの子は一人で苦しんできたのだと思う。だから、なじめない環境から逃げるように不登校になったのだと思う」
どれも、どこかで聴いたことがあるような(読んだことがあるような)内容です。
つまり、不登校の子供を持つ親御さんの大半は知らず知らずのうちに「一般の情報」から強い影響を受けていて、それによって「他人の答え」を「自分の答えの制限」にしてしまっているのです。
これが、今の世の中の怖いところです。(もちろん、同時に良い面もありますが……)
暇さえあればスマホを見て、SNSやネット検索で一般の情報(他人の答え)を次々と頭に入れているので、自分が思っている以上に「他人の答え」に強く影響されていて、本当に必要な「無制限の自分の答え」が出づらい頭になってしまっています。
もう一度、質問します。
Q : お子さんが不登校になった原因は何でしょうか?
不登校対応がある程度上手にできている親御さんは、例えばこんな答えが思い浮かんだかもしれません。
「私たち家族が今まで以上に幸せになるため」
素敵な答えですよね。
「うちの子が不登校になった原因。それは、子供が今まで以上に幸せになるため。私(親)が今まで以上に幸せになるため。私たち家族が今まで以上に幸せになるために、子供が不登校になってくれたのだと思う。もっと幸せになるための“きっかけ”として子供が不登校になってくれただけなのかもしれない」
そういうふうに考えられる親御さんは、なかなかの頭の柔らかさです。
ただ、これでもまだ不十分です。この思考までの親御さんは“根本からの不登校改善”に成功しづらいでしょうし、不登校が再発する危険性が残ります。
この思考からさらに思考を広げて新たな視点が思い浮かぶレベルに到達すれば、“根本からの不登校改善”が成功するようになりますし、さらに制限を取り払っていけば不登校の再発の危険性をゼロにすることも夢ではありません。
私たち人間は、1つの“原因”に目を向けると、それと正反対の原因には目が行かなくなるものです。
特に、その注目した原因が「一般的なもの」である場合、そこに“ある程度の正解”がある気がして強く影響を受け、知らず知らずのうちにそれを“制限”にしがちです。
ですから、ある現象が起きた原因を考える場合、自分の頭に思い浮かんだ原因と正反対の原因に目を向けてみるといいのです。
前述の例を1つ思い出してみましょう。
>「私の子育てが間違っていたから」
この場合、不登校という現象が起きた原因を「ネガティブ」に「過去の親のせい」として考えています。
・ネガティブ
・過去
・親
これらを正反対にしてみると……
・ポジティブ
・未来
・子供(または家族全体)
ですよね。
そうしてひっくり返して考えてみると、
「うちの子が不登校になった原因。それは、私たち家族が今まで以上に幸せになるため。家族全体がさらに幸せになるための“きっかけ”として子供が不登校になってくれただけなのかもしれない」
という考えが思い浮かびます。
ここで思考が止まったら不十分であることは前述したとおりですが、ここまで思考を広げるだけでも上出来なほうですし、ここではポジティブ・未来・子供(または家族全体)が「 」のなかに含まれている点をご確認ください。ポイントをひっくり返して思考が広がっていく様を理解することが重要です。
ここまで読み、
「そうか、一般的に考えるのは間違いで、ポジティブに考えることが正解なんだな!」
と思っているなら、その考え方は間違いです。
その考えだと一般的な考え方を否定していて、ポジティブに考えるほうにかたよっているだけなので、それはそれで制限となり、不登校改善が失敗しますし、一時的に改善したように見えても不登校が再発します。
一般的な考え方を否定することを勧めているのではありません。一般的な考え方を知ることにはメリットもありますし、情報として有効活用することも可能です。「子供が不登校になった原因」に関してネガティブに過去のことを思い浮かべるのも、ポジティブな未来にかたよってしまう思考のバランスをとるためのものとしては重要です。
つまり、“バランス”が重要で、一段上の高いところから“正反対の両方”を見渡すような視点になることが大切なのです。
もう一度、質問します。
Q : お子さんが不登校になった原因は何でしょうか?
この質問の答えを考えたとき、「過去のネガティブな原因」も「未来に向けたポジティブな原因」も両方が思い浮かんでバランスがとれた親御さんはgoodです。
例えばですが、
「私たち夫婦(両親)が学歴を重視しすぎて、子供が良い成績をとることに必死になっていたから、それが子供に相当なプレッシャーを与えてしまって子供の心が押しつぶされてしまったから学校に行けなくなったのだと思う」(※)
というふうに「過去のネガティブな原因」が思い浮かぶと同時に、
「うちの子が不登校になった原因。それは、私たち家族が今まで以上に幸せになるため。家族全体がさらに幸せになるための“きっかけ”として子供が不登校になってくれただけなのかもしれない」(※)
というふうに「未来に向けたポジティブな原因」も思い浮かんだ親御さんは、過去の過ち(と思われるもの)を反省しながらも未来に向けて明るく積極的に自分自身を変えていくことができます。
※「親だけが原因のケース」と「家族全体が原因のケース」の両方が同時に見えている点にも注目してください。
このように、一段上の高いところからバランス良く思考する視点が自然とできる親御さんはお子さんの不登校改善に成功しやすく、不登校の再発を防ぎやすくなります。
「どうしてそんなことで!?」と思った方は、“再発しない不登校改善の全体像”が理解できていません。このホームページの不登校関連記事(無料)を隅々まで読むことをおすすめします。読む時間がない、もっと早く理解して早く子供の状態を良くしたい、と思う方はひふみ~よサポート(有料)を受けてください。
「バランス」「両方」の重要性がピンとこない方は、どちらかだけにかたよっている状態をイメージしてみると理解しやすいでしょう。
例えば、
「私たち夫婦(両親)が学歴を重視しすぎて、子供が良い成績をとることに必死になっていたから、それが子供に相当なプレッシャーを与えてしまって子供の心が押しつぶされてしまったから学校に行けなくなったのだと思う」
とだけ考えている親御さんをイメージしてみてください。
その親御さんは、どうなるでしょうか?
おそらく、自分自身を責め過ぎてしまいますよね。自分の過去のネガティブな行為が不登校の原因だと思いこんでいるのですから、罪悪感でいっぱいになるはずです。
意識はごまかすことができるかもしれませんが、無意識はごまかすことができず、無意識のセルフイメージが“ほぼ犯罪者”のようになります。
「自分は悪いことをした人間だ。悪い親だ。だから私は幸せになってはいけない。罰を受けなければならない」
と無意識が語りつづけます。
意識ではそう思っていなくても、無意識がはっきりとそう思うので厄介なのです。
そして、その無意識が自分の気持ちを変え、言動を変えます。目の前の幸せが感じられなくなってきて、発言が攻撃的になったり行動が破滅的になったりして、自ら日常生活や人間関係を壊していくのです。そうして無意識に自分自身に罰を与えるようなことをし、その悪影響で子供の不登校を悪化させてしまいます。(子供が不登校から抜け出している場合は、不登校を再発させてしまいます)
こうして親御さん“自ら”の力で不登校悪化や不登校再発を起こしてしまうので、マインドのかたよりはたいへん危険で、その逆(バランスがとれた状態)を目指す必要があるのです。
では、反対にポジティブにかたよったケースを考えてみましょう。
例えば、
「うちの子が不登校になった原因。それは、私たち家族が今まで以上に幸せになるため。家族全体がさらに幸せになるための“きっかけ”として子供が不登校になってくれただけなのかもしれない」
とだけ考えている親御さんがいるとします。
この場合、その親御さんはどうなるでしょうか?
必要な反省をしません。
過去に過ちがあっても、そこに目を向けていないから反省できないのです。
反省しなければ、同じ過ちを繰り返すだけです。子供が学校に行くようになっても同じ過ちを親が繰り返すのですから、また不登校になるだけです。それは、子供が大人になっても同じです。親が同じ過ちを繰り返すと、就職拒否・出社拒否・中年ひきこもり・離婚……など、“親が問題だと思うこと”を起こします。
そうして同じ過ちを繰り返すのも人生ですし、私はそういった人生を否定しません。個人的には、そうした人生も親子ともにドラマティックで素晴らしいものだと思います。ただ、多くの親御さんは、子供が不登校や不登校に似た状態を繰り返すことを望んでいないはずです。
ですから、みなさんが「みなさんの理想の人生」を歩んでいけるように「一段上の高いところからバランス良く思考することの重要性」をお伝えしているのです。
ここまで読んできて、“根本”からの不登校改善の難易度の高さがなんとなくわかってきた親御さんも多いでしょう。こうしたことを頭で理解するだけでなく実際にスラスラとできるようにするためには、毎日のトレーニングが不可欠です。
また、不登校の再発を防ぐためには表面的な改善ではなく、プロの導きにしたがった根本からの改善が欠かせないものだとわかった親御さんもいらっしゃるはずです。今まで「表面的な不登校改善」だけをがんばってきたことに愕然とした親御さんもいらっしゃるでしょう。落ちこんでしまうかもしれませんが、悲観しないでください。今気づけたので十分です。今から「根本からの不登校改善」をスタートすれば取り戻せます。
不登校の再発を繰り返して改善がむずかしくなる前に、できるだけ早い時点から「再発しない不登校改善」に取り組んでください。この記事ではお伝えしていない奥深いノウハウがまだまだあります。時間が十分にある親御さんはこのホームページの他の記事(無料)をできるだけ早く全部読んで頂きたいですし、時間短縮したい親御さんはひふみ~よ(有料)のご検討をおすすめします。
このように書くと宣伝のように思われるかもしれませんが、そうではなく、冒頭でお伝えしたように、何度も不登校再発を繰り返してどうすることもできなくなってから「ひふみ~よ」に入会されたみなさんが、「もっと早く、ひふみ~よに入っていればよかった……プロの言うことをもっと早くから聴いていればよかった……」とおっしゃるので、そのような後悔を避けていただくためにおすすめしているだけです。
この記事を読んでくださったすべてのみなさまに感謝します。
これからもみなさまのお力に少しでもなれるよう、さまざまなサポートを提供させていただきます。
執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一
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