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不登校と「めんどくさい」の複雑な心理
-親と子で共有する現実とその解消法-

 

「めんどくさい」という一言で片付けてしまいたくなる感情。

 

それが実は不登校の背後に広がる複雑な心の地図の一部であるとしたら?

 

この記事では、不登校の子供とその親が共に抱く「めんどくさい」感情を深掘りし、その解消法に迫ります。

 

 

 「めんどくさい」が引き起こす不登校 - 子供の視点

深層心理に迫る

一見、学校が「めんどくさい」と感じるのは単なる怠惰さかと思いきや、実はその背後には自己価値観の低下や恐怖心、そして未来への不安が隠れています。子供たちは「めんどくさい」の背後に何があるのか自分でも認識できていないケースが多いです。

 

「未来の自分」の幻影

「未来の自分への恐怖」が「めんどくさい」になることもあります。子供は未来の自分を極端な良い状態か悪い状態でしか想像できない傾向があり、そのどちらもが「めんどくさい」につながるのです。

 

仮想現実の罠

今の子供たちは、ゲームやSNSで疑似体験を豊富にしています。そのため、「現実が仮想よりもめんどくさい」という落とし穴にはまるケースが増えています。

 

 

 「めんどくさい」を感じる親の内面

複雑な心のギャップ

親もまた、子供の不登校に対処することが「めんどくさい」と感じます。その背後には、親自身の「子育ての成功・失敗」に対するプレッシャーや自己評価が絡んでいます。

 

期待値の崩壊

多くの親が持つ「成功した子育て」のイメージと現実とのギャップが、「めんどくさい」につながる要因です。子供が社会的な成功を収めることが、親の成功と直結すると考えがちです。

 

 

現実的かつ斬新な解消法

子供の「めんどくさい」を解消する方法

<未来の分身訪問>

子供が未来でどのような自分になりたいか具体的に描き、それをもとに、未来の自分からの手紙を書く。

 

<仮想現実調整法>

ゲームやSNSで得られる疑似体験を「現実調整」する特別な活動や体験を用意する。

【例】子供があるRPGゲームで勇者として悪を倒す楽しさを感じているなら、それを現実で体験できるように小規模な冒険活動を設計。公園での冒険ゲームや家庭内でのロールプレイングゲームなどが良い例。

 

親の「めんどくさい」を解消する方法

<子育てイメージリセット>

親が自分で考えた「子育ての成功って何?」という考えを一度整理して、新しい目標や考え方に変える時間を作る。

 

<自己優先タイム>

子育てから一時的に距離を置き、自己回復を促す時間を設ける。

【例】週に一度の「親の日」を設け、その日は親が好きなことだけをする、というルールにする。この日には、子供は他の家族メンバーまたは信頼できる人に一時的に預け、親は好きな本を読む、映画を見る、趣味に没頭するなど、自分自身を優先する活動を行う。

 

 

超個別対応としての新規アプローチ

心のマップ作成

親子で心のマップを作成し、具体的にどの点が「めんどくさい」と感じられるのかを視覚化します。その上で、それぞれのポイントに対する具体的な解決策を話し合います。

 

※「心のマップを作成」とは、自分自身や他人の心の状態、感情、考え、欲望などを視覚的に表現する手法です。具体的には、紙やコンピュータ上でマップや図を作成して、中心には主題(例えば「私の心の状態」や「子供の不登校の原因」など)を配置し、そこから放射状に要素やキーワード、感情などを枝分かれさせていきます。たとえば、自分自身のストレスの原因を明らかにする場合、中心に「ストレス」を書き、その周囲に「仕事」「家庭」「健康」などの要素を配置。更にそれぞれの要素から更に細かい項目を派生させ、「仕事」の下には「締切のプレッシャー」「人間関係」などを書き出していきます。このようにして視覚的に整理することで、複雑に絡み合っている問題や感情の核心をつかみやすくなるとされています。特に感情や問題が複雑である場合、または多角的な視点からその問題を理解したい場合に有用です。

 

非言語的コミュニケーション

「めんどくさい」と感じるとき、その背後には言葉では表せない複雑な感情が存在することが多いです。このような感情を理解し、対処するために非言語的なコミュニケーション方法を試してみてください。

 

<絵を描く>

イライラや疲れを感じたら、ペンと紙を取り出し、何も考えずに色を塗ってみてください。色や形が自然と感情を表現してくれます。後からその絵を見返し、自分が何を感じていたのか考察する時間を持つことで、その感情の原因や対処法が見えてくることがあります。

 

<音楽を使う>

自分が「めんどくさい」と感じる瞬間に、何の音楽が聞きたいか考えてみてください。その選曲が表している感情を解析することで、何が自分を苦しめているのかが明らかになることもあります。

 

<体を動かす>

体語やダンスも非言語的なコミュニケーション手段です。自分の感じている「めんどくさい」をダンスやヨガのポーズで表現してみましょう。その動きを通じて、感情に名前をつけることができるかもしれません。

 

<手を使って何か作る>

料理、手芸、ガーデニングなど、手を使って何かを作り出す行為も感情を外に出す良い方法です。作成過程で感じる小さな達成感や集中することで、その「めんどくさい」感情に対して新しい視点を得られることが多いです。

 

これらの非言語的なコミュニケーション方法は、感情を理解し、整理する手段として有用です。何も考えずにトライして、自分自身の感情やその背後にある深層心理に触れる機会を作ってみてください。

 

 

実践してみて

実践の前に必要な準備

解決法を試す前に、まずは親子で「これから何をするのか」「なぜそれが必要なのか」を共有する時間を設けることが重要です。

 

モニタリングとフィードバック

新しい解消法を試した後は、その効果をしっかりとモニタリングし、どの程度「めんどくさい」感が軽減されたのかを親子で話し合います。

 

 

「めんどくさい」を超えて

不登校と「めんどくさい」は、多くの深層心理と結びついています。その解明と解消法によって、子供と親が共に成長する可能性が広がります。感情の表面だけでなく、その背後にある心の動きに目を向け、新しい解消法を試してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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