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子供が不登校になったことで落ちこむ親御さんは多いものですが、心配する必要はありません。
不登校は「なおるもの」ですし、なおらなかったとしても大丈夫なものです。つまり、“どう転んでも大丈夫なもの”が不登校であって、特に心配する必要はないものなのです。
もちろん、不登校の子供を取り囲む大人たち(特に親)が不安になる気持ちもよくわかります。まわりの大人たちは(特に親は)その子が大切で大切でたまらないからこそ真剣に考えすぎてしまい、あらゆるリスクを想定して不安になるんですよね。その気持ちはよくわかりますし、リスクを想定することの重要性もよくわかります。
ただ、現実を落ち着いて眺めればそれほど不安になる必要がないことも事実で、その事実に目を向けることも思考と感情のバランスをとる上で大切でしょう。これはただの個人的な考え方ではなく、SIAPROJECT(不登校対応支援機関)での長年の活動を通して得た確かな見解です。そして実は、そうして「いままで目を向けていなかった事実に目を向けること」が不登校対応の1つとしてたいへん有効で、それによって不登校はにわかに改善に向かうものなのです。
ここまで読み、いくつかの「?」が頭に浮かんでいる方も多いでしょう。その疑問を解決し、不登校改善力を高めたい方はこの先もお読みください。
前述で、こう書きました。
>不登校は「なおるもの」ですし……
そう、不登校は「なおるもの」です。この記述を読み、次のように疑問に思った方も多いのではないでしょうか。
「不登校はなおるもの??ほんとうに??どうしてなおるものなの??」
このように、なおる理由について気になった方も多いはずです。その理由はいろいろとあり、1つの記事では伝えきれません。ですから、ここでは1つだけお伝えしましょう。
不登校がなおる理由の1つは「なおしかた」があるからです。例えば、SIAPROJECTのサポートでは、親が子供の障害になっている部分を取り除くトレーニングを行なっているのですが、そのトレーニングによってだんだんと親が子供の障害とならなくなり、スムーズに不登校が解決されていきます。そういった「なおしかた」があるので大丈夫なのです。
もう少し具体的に説明しましょう。通常、不登校の子供は自ら不登校をなおしていく方向に成長していきます。大事なところなので、もう一度言いますね。通常、不登校の子供は自ら不登校をなおしていく方向に成長していくものなのです。ですから、余計な障害がなければスムーズに不登校がなおっていくものなのですが…… 残念ながら「余計な障害がない状態」になるケースはほとんどありません。SIAPROJECTが独自にネットや資料でリサーチした結果の大まかな実感としての数値ですが、不登校事例の99%以上のケースでは親や祖父母や学校の先生が「障害」となり、子供の自らの力による不登校脱出を阻んでしまっています。そうして99%以上のケースでは子供本人もまわりの大人たち(特に親)も長年苦しむことになっているのです。ですから、本来簡単に解決できるものが困難になってしまっているのが不登校の現状なんですね。
これに関する解決方法は簡単です。親やまわりの大人たちが障害になることをやめればいいだけです。まわりの大人たち全員が一様に変わる必要はありません。まずは親だけで十分です。通常、祖父母や学校の先生などよりも親のほうが影響力が強いので、親が障害になることをやめるだけで不登校は急速になおる方向に向かいます。
親の何が子供の障害となっているのか?
何をどう変えることで障害とならなくなり、スムーズに不登校がなおっていくのか?
それについては奥深いノウハウがあり、トレーニングが不可欠なものですので、ここでは一例をお伝えするまでにとどめておきましょう。
例えば、「親が無意識に子供に対してかけている制限」も余計な障害の1つです。その制限はわかりやすいものとは限りません。どちらかといえば「わかりづらい形での制限」が子供に強力に作用していて、そのことが子供の“不登校自然治癒”を阻む障害になってしまっています。
「わかりづらい形での制限」の1つに「セルフイメージの反映による可能性の除去」もあります。「セルフイメージの反映による可能性の除去」という言葉では難しく感じられるでしょうから、もう少しかみ砕いて説明しますね。
通常、親は「自分が自分に対して思っていること」を子供に重ねているものです。例えば、「私は世界を変えるような偉大な人物にはなれない」と思っている人は、子供に対しても同じように思ってしまうものです。「この子は世界を変えるような偉大な人物にはなれない」と。本当は親が自分に自信がないだけなのに、その自信のなさを子供にまで向けてしまうのです。その思いがどれほど子供の可能性を奪ってしまうか、想像してみてください。親が「この子は世界を変えるような偉大な人物にはなれない」と思っていたら、その思いが日常のいろんな場面で子供に伝わるでしょう。あるときは日常のさりげない一言で、あるときはふとしたときの顔の表情で、あるときは子供の行動を禁止することで……さまざまな形で「あなたは世界を変えるような偉大な人物にはなれないよ」とメッセージを送ってしまうはずです。それによって子供の可能性が大きく“除去”されてしまうことは明らかです。こうして親が自分自身のセルフイメージを子供に反映させることで子供の可能性に制限をかけてしまい、そのことが不登校改善も難しくしているのです。(本来は簡単であるのに、です)
子供にとってはいい迷惑ですよね。親のセルフイメージの低さを押しつけられて、それによって未来の可能性が縮小されているのですから。成功者の親はみんな成功者、ではありません。普通の親のもとで育った子供が成功者になるケースも山ほどあります。それを考えれば、親の低いセルフイメージを子供に反映させてしまうことがどれほど無意味なことか、よくわかるでしょう。当たり前のことですが、親と子供はまったく違う人間なのですから、親のセルフイメージを子供に反映させるクセは早めにやめることです。(……といっても“クセ”は簡単にはなおりません。最短でなおしたいなら、プロのもとで徹底的にトレーニングすることをお勧めします)
「セルフイメージの反映による可能性の除去」は「わかりづらい形での制限」の1つの例にすぎません。「わかりづらい形での制限」は「親が無意識に子供に対してかけている制限」の例の1つです。こうして重層的に多様にノウハウが存在するのが不登校改善の世界なのです。不登校改善のノウハウがどれほど奥深いものか、なんとなくでもお分かりいただけたでしょうか?
ここでお伝えしたことはごくごく一部にすぎませんが、このようにして親は無意識に子供に対して制限をかけてしまい、余計な障害となってしまっています。そしてそのことが(障害となってしまっていることが)子供の“不登校自然治癒”を阻んでいます。逆に言えば、親が余計な障害となってしまっている部分を1つ1つ丁寧に取り除いていけば、あっという間に不登校改善に成功するということなのです。
もう一度、言います。
不登校は「なおるもの」です。
ですから、心配する必要はありません。
もちろん、“適度”に心配することは大切なことでしょう。人間が何も心配しなくなったら借金まみれになったり体を壊したりすることと同じで、子供の不登校に関してもあまりに楽観的になりすぎると非常に危険です。お金の心配を適度にするから家計が苦しくならないように、体の心配を適度にするから病気を防げるように、不登校に関しても適度に心配することでリスクを避けることができます。
先ほどの「心配する必要はありません」という言葉はそういう意味を含んだものだとご理解ください。「適度な心配はあっていいものだし、自然なことだけれども、それを超える心配は不要」ということです。
「不登校は本来自然となおるもの」
この意識で、不登校改善のプロセスを“楽しんで”いきましょう。
本文の冒頭でこう書きました。
>なおらなかったとしても大丈夫なものです。
この点について「どうしてなおらなかったとしても大丈夫なのか?」と疑問に思った方もいるでしょう。その理由に関しても重層的で多様な説明が必要なので一言では言えませんが…… あえて一言で言うなら「時代が変わるから」です。世の中は常に変化していて、さまざまなことが進歩していて、それによって「不登校」の意味も変わっていきます。ですから、世の中の変化をしっかりと把握し、進歩をとらえていれば、そこに生じるさまざまなチャンスを生かすことで「不登校のままでも大丈夫な状態」をクリエイトできるのです。その手助けをしているのがMiracleMailの配信を中心とした「ひふみ~よ」ですから、ご興味のある方はひふみ~よに関するページをご覧ください。
執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一
SIA PROJECTでは無料のサポートも行なっています。無料サポートは、3つのメール配信を通して行ないます。メールで配信される内容は有料サポートとはまったく異なりますが、この無料サポートだけで不登校改善に成功した親御さんもいますので、ぜひとも有効活用していただけたらと思います。⇒詳細はこちら
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