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中学生の不登校に親はどう対応したらいいのか?【7つの簡単なポイント】

 

これから、中学生の不登校に親がどう対応したらいいのかについて、7つの簡単なポイントをお伝えします。

 

この7つのポイントはとっても簡単です。

 

読んで理解するのも簡単! 実行するのも簡単!

とにかく簡単です(笑)

 

簡単だけど、効果は抜群!

そんな費用対効果の高いポイントを無料でお伝えすることにしました。

 

ここでお伝えしている内容は一個人が語っていることではなく、不登校対応支援機関SIAPROJECTが長年にわたって不登校サポートを行なうなかで発見した極めて貴重なノウハウの一部です。

 

執筆者はSIAPROJECT代表の木村優一。代表自らがペンをとり(……といってもパソコンで打っていますが・笑)一生懸命書きましたので、 そのノウハウの重要部分まで行間を通しても伝わることでしょう。

 

ぜひ、ここに書かれてあることをしっかりと理解して、お子さんの力になってあげてください。

 

親だけでなく、周りの大人たちがその子をどうサポートするかによって、その子の未来は大きく左右されます。底辺を生きるような暗く沈んだ未来に向かう子供もいれば、明るく輝く満たされた未来に向かう子供もいます。同じ不登校の子供でも、その行き先は極端に分かれているのが現実です。

 

あなたが親でも親以外の方でも、身近に不登校の子供がいるならその子の力になってあげてください。素人の考えで闇雲に力になろうとするのではなく、きちんとしたプロの力を借りて的確なサポートのしかたで子供の力になりましょう。

 

これからお伝えすることは、不登校対応のプロ中のプロである木村優一が書いたものです。10年以上の歴史がある不登校支援活動の中で生まれた極めて貴重な内容です。親御さんの喜びの声の数が他とは比較にならないほど多いSIAPROJECTから生み出されたものです。 

 

ノウハウのごくごく一部ではありますが、最強の不登校サポートの一端を体感してみてください!

 

 

<目次>

【ポイント1】見た目と中身のギャップを考慮して対応する

【ポイント2】勉強の遅れはこの順序で取り戻す

【ポイント3】親自身の差異をヒントにして対応する

【ポイント4】“部活動”のキーワードを頭に入れて対応する

【ポイント5】SとFの問題を切り分けて考える

【ポイント6】小学生時代のトラウマを癒やしていく

【ポイント7】高校以降の未来に“夢の実現”をクリエイトする

 

 

見た目と中身のギャップを考慮して対応する

 

中学生の不登校をサポートする場合、まず、大前提として意識しておきたいことが「見た目とのギャップ」です。

 

当たり前のことですが、中学生といってもその中身はさまざまですよね。中身が小学生のような中学生もいますし、中身が高校生のような中学生もいます。同じ「中学生の子供」でも全員が同じではありません。

 

特に不登校の子供の場合、「周りの子供たちより成長が遅れているケース」や逆に「周りの子供たちより成長が早すぎるケース」が多いので、一般的な中学生を相手にするようなサポートのしかたではうまくいかないと思っておいたほうがいいでしょう。

 

「中学生の不登校」と一つにくくることはできません。特に中学生の場合、小学生の頃よりも個人差が大きく、子供の中身がそれぞれ全く異なりますから、「中学生を一律に見ているような不登校情報」に惑わされないことが大切です。

 

中学生の不登校に関してひとくくりにしすぎている情報は全部無視してもかまいません。はっきり言いますが、今の日本には危険な不登校情報が氾濫しています。ブログやtwitterで素人でも情報発信できてしまうので、リスクの大きい情報でも垂れ流されているのが現状なのです。

 

すべての情報を参考にするのではなく、不要だと思われる情報をできる限り頭に入れないようにして、スッキリした頭で不登校対応しましょう。そのほうが清々しくて気持ちがラクですし、本当に効果のある不登校情報を最大限まで活用できます。

 

ここまでの内容を要約しましょう。

中学生の不登校に親が対応する場合、最初に行なったほうが良いことは3つです。

 

1.見た目が中学生でも中身が中学生でない可能性を考慮する

2.中学生の不登校に関してひとくくりにしすぎている情報を頭に入れないようにする

3.本当に効果のある不登校情報だけを最大限まで活用する(←ココに集中!)

 

こうして気持ちと行動をスッキリさせることで、不登校対応が上手にできるようになり、子供に不登校改善効果があらわれやすくなります。まずはスッキリ&集中! これがポイントであることを覚えておいてください。

 

「見た目は立派な中学生でも、中身が小学生のような中学生もいるし、中身が高校生のような中学生もいる」

 

この当たり前のことを意識しておくと、子供への対応が柔軟になるでしょう。「もう中学生なんだからこれくらいのことしてよ!これくらいのこと考えてよ!」などと子供を責めることがなくなってくるでしょうし、 子供が大人っぽい考え方や発言をしたときに中身の成熟をしっかりと認めることができるはずです。そうして親が柔軟に対応できるようになることで、子供は反応を変えます。今の自分の本当の姿を親に見てもらえている実感が湧きますので、それまで親を敵視していた子供でも敵視する気持ちが薄れ、 正常なコミュニケーションがとれるようになってくるのです。

 

親子のコミュニケーションが活性化すると、親は子供のサポートがしやすくなります。中学生の子供はただでさえ多感な時期でコミュニケーションがとりづらく、親が子供をサポートすることは難しいものですが、先ほどの意識転換の効果によるコミュニケーション改善に集中することによって「親が子供の力になれる状態」に移行できます。こうして中学生を相手とした不登校対応のスタート地点に立つことができるのです。一般的にはこのスタート地点に立つことさえできていない親御さんが大半ですので、このスタート地点に立つことができるだけでもそれは大きな前進です。不登校脱出に大きく近づいた、と言っても過言ではありません。

 

 

勉強の遅れはこの順序で取り戻す

 

不登校対応において「勉強の遅れ」が問題となることは多いでしょう。勉強の遅れが原因で不登校になるケースも多いですし、そうでない場合でも不登校になった時点からだんだんと勉強が遅れていきますから、そのことが気になる親御さんも多いはずです。もちろん、誰よりも気にしているのは子供本人だと思いますが……。

 

小学生と違って、中学生が勉強で遅れている場合、それを無理やり改善しようとすることは賢いやり方ではありません。その方法は、あまりにも酷です。小学生の頃の積み重ねが影響して中学の勉強についていけなくなった場合、その遅れを取り戻すためには小学生の勉強から丁寧にやり直し、根本的な知識不足や理解不足を補っていかなければなりません。それをやらずに無理やり中学の勉強をさせて勉強の遅れを取り戻させようとしても、なかなかうまくいきませんし、本人にとってものすごくストレスなので勉強がつづかないでしょう。

 

ですから、中学生の不登校の場合、 勉強の遅れを無理やり取り戻させようとするのは逆効果になります。子供本人が自分のウィークポイントを素直に認め、必要であれば小学生の内容から学習し直すことを平気でできるくらいにならないと、勉強の遅れを取り戻すことはできません。その段階に到達していないのに無理やり勉強させると、やればやるほど勉強嫌いになり、ますます勉強が遅れていきますから、その点に十分に注意することが必要です。

 

「子供本人が自分のウィークポイントを素直に認め、必要であれば小学生の内容から学習し直すことを平気でできるくらいになる」

 

このことは一見簡単そうですが、子供が不登校の場合、そんなに簡単なことではありません。誤解を恐れずに言えば、(過去の中学生の私もそうでしたが)不登校の子供の傾向としてよく見られるのが「現状に見合わないプライドの高さ」で、そのプライドの高さが邪魔して小学生の内容から学習し直すことが難しいんですよね。逆に、自分のレベルに見合わない難しい内容に挑戦したがるケースが多いほどです。基本的なところを固めていくのはめんどくさがって、今の自分では解けそうにもない難しい問題にチャレンジしたくなる不登校の子供は大勢います。

 

ですから、その傾向を抜け出すまでは無理やり勉強してもあまり意味がありません。本人が良い意味で心に余裕を持つことができるようになって、変なプライドを捨て去ることができて、冷静に学習をやり直せるようになってから、勉強面を強化していったほうがいいでしょう。

 

どうすれば子供自身が良い意味で心に余裕を持つことができるようになるのか? どうすれば変なプライドを捨て去ることができるのか? どうすれば冷静に学習をやり直せるようになるのか?……

 

そのあたりが気になる親御さんも多いと思いますが、 その答えをシンプルに言いますと「まずは子供の成熟を促すサポートに集中する」ということです。ここでまた、「では、どうすれば子供の成熟を促すサポートができるのか?」と疑問に思う親御さんもいるかもしれませんが、その答えは一つではありません。山の頂上を目指して登るルートが一つではないように、子供の成熟を達成する方法も一つではないのです。ですから、あくまでも一つの例として、ここでは一つだけお伝えしましょう。(その他にもたくさん方法がありますので、ご興味のある方はSIAPROJECTのホームページを隅々までご覧ください)

 

子供の成熟を促す重要な行為として“アウトプット”があります。アウトプットする、つまり、頭のなかで考えていることや心のなかに思っていることを書いたり、話したり、図や絵や音楽で表現したりすること。このアウトプットを増やしていくと、子供はだんだんと成熟に近づいていきます。

 

この方法の良いところは、アウトプットを増やす過程で学習能力も高まっていく点です。「よく話す幼い子供は知能が伸びる」という話をどこかで聞いたことがありませんか? そういう話があることからもよくわかるとおり、 たくさんアウトプットすることは学習能力を高めていきます。頭のなかで考えていることや心のなかに思っていることを何らかの形で外に出すためには高度な頭の働きが必要ですから、それを続けていくうちに頭が鍛えられるんですよね。自分でも気づかないうちに思考力が向上し、理解力が向上し、記憶力も向上していきますから、いつの間にか「勉強ができる子供」になっていることも少なくありません。

 

つまり、アウトプットを増やすことは「その子を成熟に向かわせる力」と「学習能力を高める力」の両方が働くため、 通常ではないスピードで「勉強の遅れを取り戻せる子供」に近づいていくのです。そうして「勉強の遅れを取り戻せる子供」になってから、塾・家庭教師・学習アプリ・人工知能型教材などの力を借りるようにすれば鬼に金棒。そこから先は、勉強面での不安がどんどん消えていくでしょう。

 

勉強面での不安がなくなれば「本当の意味での不登校脱出」が実現します。「勉強の遅れが気になるけど頑張って無理して学校に行くようにする」といった「無理やりの不登校脱出」ではなく、勉強面での不安が何もない形での自然な不登校脱出になるのです。

 

素人が行なう「無理やりの不登校脱出」は長続きしません。一時的な不登校脱出に過ぎず、すぐに不登校が再発するだけです。不登校は再発を繰り返すたびに解決が困難になっていきますから、いかに再発を繰り返すことなく不登校脱出に成功するかが極めて重要なポイントです。その意味で、前述のプロセスを経た形での不登校脱出は本当に価値のある不登校脱出なのです。

 

さて、ここで問題です。先ほど、アウトプットを増やすことの効果についてお伝えしましたが、では、子供がアウトプットを増やすために親ができることは何なのでしょうか?

 

その答えも色々とありますが、ここでは一つだけお伝えしましょう。(その他にもたくさん方法がありますので、ご興味のある方はSIAPROJECTのホームページを隅々までご覧ください)

 

子供がアウトプットを増やすために親として協力できることは、子供のバカ話を楽しそうに聴いてあげることです。誤解しないでくださいね。無理して楽しそうにするわけではありませんよ。子供がバカみたいな話をしたときに、それを本当に心から楽しんで、ワクワクしながら聴いていくのです。そうすれば、子供は今まで以上にたくさん話すようになり、アウトプットを増やしていきます。そのアウトプット増加がどれほど勉強面に良い影響をもたらすか、それは前述した通りです。

 

今、簡単にできることのようにさらっと書きましたが、子供のバカ話を心から楽しんで聴いてあげることはそんなに簡単なことではありません。ほとんどの親御さんは子供が不登校になったことで落ちこみ、不登校関連で起きる周囲の人たちとの摩擦にちょっとした不快感が生じていて、その気持ちのネガティブな感じが顔の表情にあらわれていますから、自分では子供の話を楽しそうに聴いているつもりでも、ぜんぜん楽しそうではなく、逆にちょっとつまらないような顔をして子供の話を聴いてしまっています。 それが原因で、親が子供の力になろうとすればするほど子供が話をしなくなり、親子関係が希薄になり、親が子供のサポートをすることが難しくなっていき、不登校悪化が進んでいくのが通常なのです。

 

このようなメカニズムが働いているからこそ、不登校対応は「親自身の変化」からスタートさせなければなりません。まずは親の気持ちをラクにして、安心できるように心を成長させて、そこからさまざまな不登校対応を効果的に機能させていくのが本物の不登校対応です。

 

当然のことですが、子供が不登校の状態で気持ちをラクにすることは容易なことではありません。子供が不登校なのに安心するなんて、普通の人はほぼ不可能です。だからこそ、その不可能を可能にするプロの存在があるのです。これ以上書くと宣伝になるのであまり書きたくありませんが(笑)、本物の不登校専門家の力を借りることは本当に重要です。それ1つで子供の未来が変わってしまいますから、信頼できる本物の不登校専門家の力を借りることは自信を持ってオススメできます。私、SIAPROJECT代表の木村優一もその一人ですから、その力を存分に活用していただけたらと思います。(このホームページでは無料で貴重な内容をお伝えしていますので、ぜひご活用ください)

 

 

親自身の差異をヒントにして対応する

 

私たちが意外と忘れているもの。それが自分自身の学生時代の“感覚”です。

 

私たちは自分の学生時代の頃をよく覚えているように感じるものですが、果たして本当にそうでしょうか?覚えているのはほんの一部で、大部分を忘れてしまっていませんか?学生時代の思い出をよく覚えている人でも、当時を生きていた自分の“感覚”まで詳細に覚えている人はほぼいないでしょう。何が起きてどんな気持ちになったか、身体感覚はどんな感じだったか、そういった心身の“感覚”は意識的に思い出そうとしなければ思い出せません。だからこそ、自分自身の過去を振り返る時間をとることは非常に大切なことなのです。これは不登校対応の一環として(不登校改善につなげるための行為として)非常に重要なことです。

 

今、自分が中学生だった頃を思い出してみましょう。中学生の頃に何が起きてどんな気持ちになったか?あの頃の体の感覚はどんな感じだったか?思い出せる範囲でいいので思い出してみてください。それができたら、小学生だった頃も思い出してみましょう。小学生の頃に何が起きてどんな気持ちになったか?あの頃の体の感覚はどんな感じだったか?……思い出せましたか? どちらも思い出せたら、感覚の違いに目を向けてみます。中学生の頃と小学生の頃の“感覚の違い”はどんなものでしたか? こうして意識的に思い出してみると、いろいろな発見があるはずです。「小学生の頃より中学生の頃のほうがなんだか体が疲れていたなぁ」「小学生の頃より中学生の頃のほうが勉強にプレッシャーを感じていたなぁ」「小学生の頃より中学生の頃のほうが世界が暗く見えていたなぁ」……など。いろいろな発見があるはずです。その発見をヒントにして、今の子供の気持ちを想像してみましょう。このプロセスを行うことが、不登校対応で欠かせない共感力の向上になります。

 

誤解しないように補足しておきますが、どんなに正確に思い出そうとしても、おそらくその記憶は正確ではありません。人間の記憶は無自覚に歪められてしまうもので、基本的には美化されがちです。もちろん美化とは反対で、過剰にネガティブに歪められて記憶に残ることもあります。どちらにしてもそこに歪みがあることはほぼ確実で、当時の真実が正確に記憶として残っていることはありえないでしょう。少なくとも今これを書いている現時点ではタイムマシンはありませんので、実際に記憶が正しいかどうか過去にさかのぼって確かめることもできません。そうである以上、「記憶は基本的に嘘である」と思っておいたほうがいいでしょう。

 

ただ、真実かどうかはどちらでもいいのです。大切なことは、あなたがあなた自身の過去をさかのぼること。そして、過去の感覚を思い出そうと試みるプロセスで何かに気づくこと。それが大切なのです。あなたがあなた自身の過去の感覚を思い出そうとすると、そこには今のあなた自身が映し出されます。今のあなたがプラス思考に偏っているなら、過去に感じた感覚の記憶が美化されがちでしょうし、今のあなたがマイナス思考に偏っているなら、過去に感じた過去の記憶がネガティブに歪められがちでしょう。そこに注目すれば「現状の自分」が見えやすくなりますから、今後の調整もしやすくなります。プラス思考に偏っていてもマイナス思考に偏っていても、どちらにしてもあなたの精神が偏っていると子供の不登校を悪化させますから、その偏りの調整に集中することで不登校改善に向かうことができるでしょう。

 

つまり、今これを読んでいるあなたが自分自身の学生時代の“感覚”を思い出すことには2つの利点があるということ。1つは、その記憶をヒントにして子供の気持ちを想像することで共感力の向上につながること。もう1つは、その記憶(思い出され方)をヒントにして今の自分自身の偏りに気づき、その偏りを調整することで不登校改善につなげることができること。これら二つの利点がかけ算され、驚異的な不登校改善効果が生まれるんですね。

 

※似たような話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、上記でお伝えした内容は他とは“似て非なるもの”です。他とはまったく違ったノウハウで、まったく違った効果が得られるものですから、「似たような話を聞いたことがある」と誤解した方は上記を慎重に読み直すことをお勧めします。

 

 

“部活動”のキーワードを頭に入れて対応する

 

中学生の不登校の原因が部活動にあることは多いものです。「部活動での人間関係の悩み」や「思うように結果が出せなくなったことでの気持ちの落ちこみ」が原因で不登校になってしまうケースも少なくありません。

 

部活動をしていることではなく、部活動をしていないことが不登校原因になることもあります。このケースについては本人が無自覚であるケースが多いのですが、まわりと違って自分には打ちこめるものが特にないことに関してほのかに自己否定感が生じ、モチベーションが低下し、かすかな絶望感が生じることで無気力になり、学校に行くエネルギーが不足してしまう中学生は意外と多いのです。

 

小学生の頃よりもセンシティブな感覚が増していく中学生時代では、自分自身で選択して始めたことに関する比重が大きくなります。自分で選んで始めた部活動が心理に与える影響は大きく、それしだいでその子の心身の状態がまったく違ってしまうほどです。

 

部活動が原因で不登校になった場合でもそうでない場合でも、サポートする側の大人が「部活動」のキーワードを頭に置きながら子供と関わっていくことが非常に大切です。部活動が障害となって不登校になったのではないか? 部活動の代わりになるものが見つかることで不登校脱出に向かうのではないか? 部活動の人間関係の代わりになる人間関係が築かれることで子供はラクになれるのではないか?……など。部活動のキーワードをからめてさまざまな思考を働かせましょう。その“思考の多様化”で、不登校脱出の糸口となる意外な解決策がひらめく可能性が高まります。

 

 

 

SとFの問題を切り分けて考える

 

一般的には12歳から17歳までが思春期、広くとらえると10歳から24歳までが思春期だと言われていますが、どちらにしても中学生の年齢は思春期真っ只中です。心も体も子供から大人へと変化していく思春期には、心身ともにさまざまな変化が起きるものです。

 

その変化には親の目から見て「問題」と思えるようなものもあるでしょう。話しかけても返事をしてくれなくなったり、親がイラッとするほど偉そうで生意気な態度をとったり、「それ、気にしすぎでしょ」と言いたくなるほど友達と自分を比べて落ちこんでいたり…… そうした思春期特有の問題は子供が不登校でも不登校でなくても起きるものですが、子供が不登校になると不登校特有の問題と思春期特有の問題がごちゃまぜになり、多くの親御さんが混乱してしまうようです。

 

混乱しているために的確なサポートができず、的確なサポートができていないために子供の不登校が悪化する一方…… これが不登校悪化でよくあるケースです。

 

「どこまでが思春期特有の問題でどこからが不登校特有の問題なのか、その判別が難しいから混乱している」と思っている親御さんも多いのですが、その混乱は判別の難しさから生じるものではありません。思春期の問題と不登校の問題の判別が難しいから混乱しているのではなく、混乱しているから判別が難しくなっているのです。

 

どこまでが思春期特有の問題でどこからが不登校特有の問題なのか?その判別が難しいから混乱が生じているわけではありません。それ以前に親御さん自身が不安に支配されていて、恐れに振りまわされているので、普通に考えれば分かることでも分からなくなっていて、それが原因で判別が難しくなっています。

 

ですから、まずは親御さんが自分自身の不安を解消していくことに集中したほうがいいでしょう。余計な恐れに振りまわされることがなくなっていけば、子供が問題行動に思われることをしたときに、それが思春期特有の問題なのか不登校特有の問題なのか簡単に判別できます。 

 

「思春期の問題と不登校の問題を切り分けて考える」

 

これができるようになれば、子供を甘やかしすぎることはありません。 子供が不登校になった原因の根本が厳しすぎる子育てにあった場合、多くの親御さんが反省し、子供に優しく接するようになるのはいいのですが、それが行き過ぎて甘やかしすぎることになってしまい、今度は逆に甘やかしすぎが原因で子供の不登校脱出を阻んでしまいます。その傾向はあっという間にエスカレートして、子供が社会に出て行けなくなるところまで子供を甘やかしすぎてしまいます。そうして、不登校改善が一時的となってしまい、根本からの不登校改善には至らず、不登校再発を繰り返すことになるのです。(不登校は再発を繰り返すたびに改善が困難になっていきますから、間違った改善のしかたを続けていたら子供を「中高年ひきこもり」にしてしまうリスクが急速に膨れ上がっていきます)

 

まずは親御さん自身の不安を上手に解消して、その上で次のことを日常的に意識しましょう。

 

「思春期の問題(S)と不登校の問題(F)を切り分けて考える」

 

このカッコ書きされているSとFは難しいものではありません。思春期(Sishunki)のS、不登校(Futoukou)のF、です。わかりやすいようにSとFで覚えておくことで、日常的に思い出しやすくなるはずです。「この問題はSかな?Fかな?」と日常的に意識するようになると、すぐに問題を切り分けて考えることができ、対処のしかたを誤ることもなくなっていくでしょう。

 

「ちょっと待ってください!その前に、不安の解消が難しいです!子供が不登校なのに不安にならないでいるなんて無理です!」

 

そう思った親御さんも多いと思いますが、それは当然のことです。子供が不登校になっているなかで不安を上手に解消できる親御さんは少ないでしょうし、逆に不安がなくなりすぎたら、ただのスーパーポジティブお母さん(スーパーポジティブお父さん)になってしまい、その過度の楽観的な態度に子供がイライラすることも増えてくるでしょう。子供が「スーパーポジティブにかたよっている親の様子」と「学校にも行けていない自分の状態」を比較してますます落ちこみ、不登校悪化をエスカレートさせるケースも多いはずです。

 

ですから、子供が不登校になっている状況で親が自分自身の不安と上手に付き合うのは、そんなに簡単なことではありません。奥が深いノウハウにもとづいた心理面でのトレーニングを継続する必要があります。 そのトレーニングの提供はSIAPROJECTで行なっているものなので、これ以上は書きません。書いたら宣伝になってしまいますので、ここまでにしておきます。

 

ここでは不安と上手に付き合えるようになるためのヒントを1つだけお伝えしておきます。子供が不登校でも不安に支配されることなく、恐れに振りまわされなくなるコツの1つは、良質な情報に触れつづけることです。ポイントは「良質な」という点。質の悪い情報に触れつづけていたら逆に不登校悪化に向かいますので気をつけてください。

 

SNSで「ただの個人の不登校体験談」を見続けていませんか? その情報に触れつづけることでいつのまにか不安が強化されていて、心のモヤモヤが増えていませんか? 心理面に悪い影響を及ぼしている情報インプット習慣が身についてしまっているなら、それをやめることです。それをきっぱりとやめて、そこに時間の余裕ができたぶん、本物のプロが提供する良質な情報を継続的に頭に入れるようにしましょう。

 

本物のプロとは、不登校改善実績が圧倒的に豊富な専門家です。SIAPROJECT(木村優一)の不登校改善実績は圧倒的ですから、よかったらホームページやブログやtwitterに掲載している無料コンテンツを何度も読んでみてください。できれば、1日に1度でもいいので読むようにして、良質な情報のインプットを習慣化していくといいでしょう。その効果はすぐにはあらわれないかもしれませんが、確実に自分自身の心を変えてくれて、やがて自分自身の不安と上手に付き合えるようになるところまで到達できるはずです。

 

親が自分自身の不安と上手に付き合えるようになり、混乱がおさまり、思春期の問題と不登校の問題を簡単に判別できるようになったら、子供への対処が的確になります。「これは不登校の問題ではなくて思春期の問題だな」と確信できたら、普通に親として、普通の子育てとして、ストレスなく対処できるはずです。「これは思春期の問題ではなく不登校特有の問題だな」と思ったら、今までの自分の普通の親としての考えではなく、謙虚に不登校専門家から学び、参考にした情報をもとに慎重に対処するはずです。そうやって的確にサポートできるようになることで、はじめて不登校改善が成功し、それと同時に子育ても成功するのです。

 

 

 

小学生時代のトラウマを癒やしていく

 

これは私自身の不登校体験からも言えることなのですが、小学生時代の出来事がある種のトラウマのようになって残り、そのことが尾を引き不登校原因となるケースもあります。

 

例えば、 小学生の頃に親から無理やり習い事をさせられ、その習い事であまりにもうまくいかなかったことが「幼い子供にとっては受け入れがたい巨大な失敗体験」となってしまうケース。そうしたケースでは、その挫折感が時の経過とともに膨れ上がるようにしてセルフイメージを下げていき、中学生になった頃に能力低下としてあらわれることがあります。本人は原因を自覚していません。自分でも原因がよくわからないまま、なぜか勉強や部活動がうまくできず、その敗北感のストレスに耐えきれず不登校になってしまいます。

 

小学生時代のいじめや転校が心の傷となって残っているケースもあります。いじめを受けたことによって同級生に対する不信感や拒絶感が生じ、その気持ちがだんだんと膨れ上がっていたり、転校したときにうまく馴染めず、孤独感が生じ、その気持ちがだんだんと膨れ上がっていたりするので、中学生になる頃には取り返しがつかないほどネガティブな気持ちに取り憑かれてしまうこともあるんですね。その閉塞的な精神で学校生活に溶け込めなくなり、不登校になるケースもあります。

 

ですから、中学生の不登校に親が対応する場合、現在や現在に近い前後の出来事だけに注目していては本物の改善にはなりません。もっとさかのぼって、小学生時代の出来事にまで目を向ける必要があります。

 

前述の例を参考にして、子供の小学生時代に何か心の傷を受けるような出来事がなかったか、想像してみてください。その想像は、はずれていても大丈夫です。まずは、親が子供の小学生時代に目を向けることが大切です。子供が小学生時代に受けた心の傷をどうにかしてわかろうと想像するプロセスそのものに価値があります。正解を見つけようと必死になるのではなく、自由に想像することそのものが子供の力になるのだと信じて、まずは想像する過程を大切にしましょう。

 

実際に想像するとわかると思いますが、想像を進めていくと自然と子供の気持ちに共感するような感覚が湧いてくることがあります。それとともに、親御さん自身の体がふっと緩むような感覚になったり、眉間のシワがなくなったりするでしょう。そうして親御さん自身が変わることで、子供とのコミュニケーションが根本から変わり、親子関係が改善し、だんだんと子供の様子が変わってきます。子供の小学生時代のトラウマのようなものがだんだんと癒やされていくのです。もちろん、その癒やしによって不登校が改善に向かっていきます。

 

こうしたステップを踏まなければ不登校が悪化に向かうので気をつけましょう。一般の不登校専門家や大半の親御さんは、いきなり子供にきこうとします。「小学生時代に何か傷ついたことなかった?」「小学生の頃に辛い思いをしたこと、何かあった?」などと、いきなり質問してしまいます。それが一番まずい不登校対応です。そんな質問をされて「うん、いじめられていた」「うん、転校が辛かった」などとスムーズに答えられる子供がいたら、そんな質問をされなくてももっと早い時点で自分から話しているでしょう。そういうことが話せないから、それがストレスとして蓄積され、蓄積されたストレスが爆発するようにして不登校になった側面もあるわけで、そうである以上、直接的な質問にスムーズに答えられるわけがないのです。

 

そもそも、誰だって傷ついたり辛い思いをしたりすることはあります。不登校の子供だけではなく、不登校にならない子供でも小学生時代に傷ついたり辛い思いをしたりしています。そのことは不登校の子供本人もよく分かっていますので、 そんな“普通のこと”が不登校原因になるわけがないと子供自身が思っているケースが大半です。そこに前述のような質問は有効だと思いますか?

 

大事なところなので、不登校の子供の心理をもう一度書いておきます。子供は次のように考えているのが通常です。

 

誰だって傷ついたり辛い思いをしたりすることはある → それに耐えるのが普通だし、みんなそれを乗り越えていくのが普通 → だから自分もそれを乗り越えてきたし、耐えてきた → 耐えて乗り越えてきたから、それが不登校原因になるわけがない

 

こんなふうに思っています。ですから、多くの場合、子供自身も小学生時代の出来事が不登校原因になっているとは思っていません。そんな子供に「小学生時代に何か傷ついたことなかった?」「小学生の頃に辛い思いをしたこと、何かあった?」などときいて、有効だと思いますか?

 

もし、子供にいきなり質問してスムーズに答えが返ってきたら、嘘の可能性も疑ってください。子供を嘘つきだとネガティブに思うのではなく、本当に子供の力になるために良い意味での疑いを持っていただきたいのです。子供は、「小学生時代に何か傷ついたことなかった?」「小学生の頃に辛い思いをしたこと、何かあった?」などときかれたとき、特に傷ついたことがなくても特に辛い思いをしたことがなくても、「あった」と嘘をついてしまうこともあります。理由はシンプル。そのほうが都合がいいからです。小学生時代に傷ついたことや辛い思いをしたことがあって、それを引きずって不登校になったということにすれば、周囲を納得させやすくなり、不登校をつづけやすくなります。そこを狙って嘘をついて“しまう”子供もいますので、 その点にも気をつけなければなりません。

 

子供が嘘をついていても、そうでなくても、どちらにしても「いきなり質問することが効果的な不登校対応になりづらいこと」はよくお分かりいただけたのではないでしょうか。むしろ、いきなりの質問は子供をさらに追いつめ、さらにトラウマを大きくしてしまうリスクさえあります。正しいステップを踏まない形での質問は非常に危険ですし、不登校悪化をエスカレートさせる要因ともなりますから、その点には本当に気をつけましょう。

 

ちなみに前述で「嘘をついてしまう子供」と表現しましたが、「しまう」と書いたことには意味があります。子供は嘘をつきたくてついているわけではありません。嘘をついてでも自分を守りたくて、必死で生きようとしているから、嘘をついて“しまう”のです。周囲を納得させないと無理して学校に行かなければならなくなる、そうしたらまた自分が壊れてしまう…… そんなふうに危機感が強まっているので、どうにか自分を守るために嘘をついてでも周囲の大人たち(特に親)を納得させようとするのです。その悲しさや切なさも理解していただけたらと思います。

 

小学生時代のトラウマを癒やしていくことの絶大な効果は、おそらく親御さんの想像をはるかに超えています。本当に癒やされていくと、子供は見違えるように変化し、あっという間に不登校脱出に向かうこともよくあることです。親が癒やしの助力となれるように、上手にサポートしていきましょう。(※)

 

※親が子供の小学生時代のトラウマを癒やす方法は、前述でヒントとしてワンポイントだけお伝えしました。その他にもいろいろと方法はありますが、それらのほとんどはトレーニングで身につけていくものですので、SIAPROJECTの継続サポートで提供する形にしています。

 

 

 

高校以降の未来に“夢の実現”をクリエイトする

 

夢を持つことは、子供が不登校から抜け出すための大きな原動力となります。

 

私自身も不登校から抜け出せたのは夢があったからだと思っていますし、不登校脱出後に再発を繰り返してもあきらめずに前に進めたのは夢を持っていたからだと確信しています。

 

私にはいろいろな夢があり、その一つが起業家としての成功だったのですが、その夢が叶ったとき、私は本当の意味で不登校を抜け出せた気がしました。それまでも普通に社会で働いていましたので、傍目から見ると私は不登校を抜け出したように見えていたでしょうし、私自身も不登校を抜け出して立派に社会で働いていると思っていましたが、その時点ではまだ私の心のなかに癒やされていない部分があり、 本当の意味での不登校脱出は成功していなかったと思います。

 

今になってわかることですが、一つ目の夢を叶える前の私はやっぱりどこか自信がなくて、親や学校を恨むような気持ちも残っていて、いつ不登校に似た状態が再発してもおかしくない状態だったのです。出社拒否症やうつや引きこもりになって社会人としての生活が続けられなくなってもおかしくなかったでしょう。でも、そのリスクは一つ目の夢が叶って消えました。夢が叶ってからの私は、親や学校を恨むような気持ちが全くありません。自信にも満ちあふれていて、過信するのではなく落ち着いた気持ちで自分自身を信頼する気持ちと共に生きています。こうして本当の意味での不登校脱出に成功することが、本物の不登校改善だと思います。

 

このことを考慮した上で長い目で不登校改善に取り組むことが本当に求められることなのですが、残念ながら、そこまで考慮して長い目で不登校改善に取り組む不登校支援はほとんどありません。SIAPROJECTでは長い目で見ての本当の意味での不登校脱出に成功する「本物の不登校改善に取り組むトレーニング」を提供していますが、そこまでやっている団体や個人はほとんど見当たらないのが現状です。表面的な改善に終始し、無理やりの方法で一時的に学校に行かせるような方法は本当に危険ですから、やめたほうがいいでしょう。

 

本当の意味で不登校脱出に成功するために必要な夢。その夢をあなたがつぶしていませんか? 子供が夢を持とうとしても持てないような状況に追い込んでいませんか? あなたがあなた自身の夢を否定していることが、子供の夢も否定することにつながっていませんか? 夢に関して、さまざまな観点から考えてみましょう。あなたが「不登校改善における夢の大切さ」を本当に理解し、子供の夢を尊重するようになったとき、今まで見えなかった不登校改善の道が見えてきます。

 

一般的には、小学生時代に思い描く将来の夢と中学生時代に思い描く将来の夢にはギャップがあるものです。おおまかにとらえるなら、小学生時代に思い描く将来の夢はかわいいものであったり、非現実的なものであったり、ありきたりのものであったり、自分に合っているかどうかわからないものであったりしますが、中学生時代に思い描く将来の夢はもう少し現実的で、自分に合っていると考えられるもので、なかにはシビアに思い描く子供もいたり、特殊な夢を持つ子供もいたりします。

 

このギャップから見えてくるのは、中学生時代に抱く夢の重要性。小学生の頃よりも現実的な夢を持ち始めているなら、今まで以上に夢の実現を現実的にとらえている可能性が高いですし、小学生の頃よりも自分に合うかどうかを考えて夢を描いているなら、今まで以上に自分自身を知ろうとしていることの表れですし、そうして考えてみると「夢がその子に与える影響力が増していること」が見えてくるはずなんですね。もちろん個人差がありますから、全員がそうだと言っているわけではありませんが、おおまかにとらえればそういう傾向も見えてくるということです。

 

ですから、基本的には、子供が中学生になっているなら、小学生の頃以上にその子の夢を尊重してあげたほうがいいでしょうし、その夢が不登校改善に影響する度合いも大きいと見ておいたほうがいいでしょう。子供が小学生の頃と同じ感覚で子供の将来の夢の話をいいかげんに聞いていたら、目の前にある不登校改善チャンスを逃してしまう可能性もあります。子供が小学生の頃とは異なるのですから、意識を切り替えて、まったく違った人間を相手にして話を聴く感覚で子供の夢の話を聴くといいでしょう。

 

子供の夢の話を聴くときのポイントは、遠い先の夢からさかのぼるようにして聴いていくことです。近い未来の夢、つまり目標のようなものを最初に聴こうとしてもうまくいかない可能性が高いでしょう。学校に行っていないのに「どんな高校に行くのが夢?」ときかれても、普通は困ります。それよりも、もっと遠い先の未来の夢から話を聴いて、そこからさかのぼるように話を聴いていった先で「将来の夢を叶えるために行きたい高校とかあるの?」などと聴いたほうが聴きやすいはずです。話している子供のほうも、そうして話を聴いてもらえると話しやすいはずで、頭のなかが整理されやすくなるメリットがあるのはもちろん、前に進むための行動に移りやすくなるメリットまで生じるでしょう。

 

子供の話を聴いていくなかで、親としてできることも自然とわかってくるはずです。「子供の将来の夢が叶いやすくなる学校はないかな?」と思ったらそれを調べておくといいでしょうし、子供が将来の夢を叶えるために今必要なものがあったらそれを買ってあげられる範囲で買ってあげるのもいいでしょう。甘やかしすぎは禁物ですし、子供の力を奪うような依存させる対応は避けたいものですが、バランスのとれた対応なら子供の力になれるはずです。

 

もちろん、親としてできることがわかったときに“出過ぎた対応”をするのはリスキーです。自分が調べた学校のことを子供に無理やり伝えて「この学校いいんじゃない!?」と興奮気味に言えば、子供は「また親の思う方向に子供を動かそうとしている」と思い、親に対する不信感を強めるかもしれません。これ買ってあげようか?あれ買ってあげようか?などとしつこく言えば、子供は自分の頭でよく考えずに「とりあえず買ってもらっておくか」などと考えて、依存傾向を強めてしまうかもしれません。ですから、そうした“出過ぎた対応”をするのではなく、あくまでも自然に最適なタイミングで子供のサポートをしていけばいいのです。雑談の延長で「今伝えるのは自然かも」と思ったらそのときに「こんな学校もあるみたいよ」と伝えてもいいかもしれませんし、子供が「こういうものが必要なんだよね」と言ってきたときに「じゃあ、たまには買ってあげようか?」と言うのもいいかもしれません。そのタイミングを一概に示すことはできませんので、そこは親御さんが各自で判断するしかありません。

 

ここまで読んできて「これくらいのことなら私にもできる」と思った方も多いかもしれませんが、残念ながら、ここまでの内容が実行可能な親御さんはとても少ないはずです。例えば、子供の将来の夢の話を一生懸命聴こうとしても日頃の感情が邪魔をしてうまく聴けないことが多いはずです。子供の将来の夢の話を聴くことができたとしても、そこからさかのぼるようにして近い未来にできることが見えてきたとき、頭がかたい親御さんはその可能性が受け入れられません。「こんな学校に行くといいかも」と一瞬思っても、今までの古い考え方にとらわれていると「いや、そんな学校に行ったら将来が不安定だ」などと思ってしまい、その選択肢が受け入れられず、子供の可能性をつぶしてしまうのです。だからこそ、そうした思考の硬直から取り払うトレーニングから始めていかなければならないんですね。

 

親が頭を柔らかくすることができれば、今まで見えていなかった可能性が見えてきて世界が広がったように感じます。中学卒業後の選択肢に限っても、そこには多様な広がりがあることが感じられるでしょう。高校もいろいろある、高校以外の学校もいろいろある、お金をかけずに海外に行く選択肢もあるかもしれない、いったん働いてその後に大学生になる道もあるかもしれない…… 近い未来の選択肢も多様にあることがわかるはずです。もちろん、その先にはさらに無限の可能性が広がっています。親がさまざまな可能性を多様に考えられるようになると、子供を狭い枠の中に閉じ込めなくなり、それによって子供は解放されます。その開放感で輝きを取り戻し、一気に不登校脱出に向かうケースも多いのです。

 

子供が中学生の時点では、「将来の夢の実現に向かうこと」が「親子の共同作業」のようなところがあるでしょう。まだまだ自分一人ではできないことも多い、けれども思春期で大人の現実的な考え方もできるようになりつつある、そんな時期なので親子が共同で夢を抱く“必要性”があります。親子の共同作業で「夢の実現に向かうプロセス」を歩んでいくと、本当にある日突然子供がイキイキと動き出すようになりますから、その日を楽しみにしていてください。

 

 

 

以上、中学生の不登校に親がどう対応したらいいのかについて、7つの簡単なポイントをお伝えしました。ここに書かれてあることを参考にして不登校改善に取り組んでいくと、明らかに効果があらわれるはずです。もし、思うように効果があらわれないようでしたら、もう一度読み直してみて、肝心なところを誤解していないか確認してみましょう。ほんの一部の文章を読み落とすだけで、まったく違う意味に誤解してしまうことがあります。読み落としがないよう、できれば声に出して読み直してみるといいですよ。

 

ここに書いたことは、10年以上の歴史がある不登校支援活動の中で生まれた極めて貴重な内容です。親御さんの喜びの声の数が他とは比較にならないほど多いSIAPROJECTから生み出されたものです。効果は実証されていますから、安心して活用してみてください。 

 

 

執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一

 

 

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