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不登校が改善しないのは、なぜ?
☆原因と解決方法☆

 

不登校改善が進まない原因、それは何だと思いますか?

 

意外だと思われるかもしれませんが、その原因は親御さんの心にある“恐れ”です。

 

子供が不登校になった親御さんの心には、さまざまな恐れがあるはずです。

 

・子どもの将来がどうなるかの恐れ

・ママ友からどう思われるかの恐れ

・不登校が悪化して引きこもりや家庭内暴力にエスカレートする想像の恐れ 

 

こうしたさまざまな恐れが心を苦しくし、食欲までなくしてしまうこともあるでしょう。眠れない日々がつづく親御さんも多いはずです。すると、どうなるか?

 

親が恐れが原因で苦しむ → 苦しみながら子どもと関わるからうまくいかない → 不登校改善が進まない

 

こうして不登校改善が遅れます。親の恐れひとつで!?と思われるかもしれませんが、親の恐れひとつで不登校改善が遅れてしまい、不登校が長引いていくものなのです。

 

ですから、親御さんの心にあるさまざまな恐れを解放していくプロセスが欠かせません。不登校改善を進めたいなら、恐れを上手に解消していく必要があります。

 

もちろん、恐れを完全に消すことは現実的ではありません。恐れがまったくなくなったら大変なことになります。台風の日でも恐れずにサーフィンしていたら、どうなるでしょうか? 毒蛇に遭遇しても恐れずに捕まえたら、どうなるでしょうか? ビルの屋上から恐れずに飛び降りたら、どうなるでしょうか? 答えは明らかです。人間から恐れを完全に取り除いたら、あっという間に死んでしまいます。適度に恐れることは必要で、それで私たちは安全に人生を楽しむことができています。

 

ですから、まずは恐れを完全消去しようとしないことです。恐れを100から0にしようとすると無理が生じて余計に苦しくなりますので、そうではなく、恐れることの素晴らしさをそのまま受け入れるイメージに変えましょう。それだけで気が楽になり、ほどよく広がるような気持ちになっていきます。

 

そうして気持ちを楽にした上で、さらに楽になるために“恐れの逆”を意識してみましょう。

 

恐れの反対は何だと思いますか?

 

恐怖の対義語は安堵であるとか快感であるとか、さまざまな解釈がありますが、不登校改善に有効なのは「達観」「無我」「ユーモア」の3つを意識することです。これが正確な対義語だと言っているわけではありません。恐れの反対をこれら3つととらえて意識すると不登校改善に有効なので、この3つを意識していただきたいのです。

 

 

恐れの反対を「達観」と意識する

 

達観とは、目先のことや細かなことに迷わされずに真理を悟ること。「将来をよく見通すこと」の意味もあります。つまり、高い視点から長期的に物事を眺める知性のようなものです。この「達観」を恐れの反対として意識すると、恐れにかたよっていた心が中和され、気持ちが楽になってきます。

 

自分なりにでいいので、ちょっと視点を高くして人生全体を想像で眺めてみてください。そうして高い視点から人生全体を眺めてみると、今恐れていることが可愛く思えてくるでしょう。

 

今恐れていることが現実になっても、それがきっかけでその後にものすごく良いことが起きるかもしれません。もちろん、今恐れていることがまったく現実にならない可能性も十分にあります。そうして人生全体を高い視点から眺めるように思考すると「恐れが現実化してもしなくてもどちらでもいいかな」と思えるはずです。すると恐れがスッと消えるような感覚に調整されるはずです。

 

親御さんの気持ちが楽になると、前述と正反対のことが起きます。

 

親が恐れが原因で苦しむ → 苦しみながら子どもと関わるからうまくいかない → 不登校改善が進まない

 

ではなく、

 

親が恐れから解放されて楽になる → 楽な気持ちで子どもと関わるからうまくいく → 不登校改善が進む

 

となります。

 

宗教ではありませんから、完全な達観を目指す必要はありません。今の自分なりに達観をちょっと意識するだけでいいのです。とっても簡単なことですから、ぜひやってみてください。

 

 

恐れの反対を「無我」と意識する

 

無我=私心がないこと 

 

自分の利益だけを考える心から離れ、「他人の利益を考えて動くことで結果として自分の利益も増える流れ」にすれば、恐れているヒマが自然となくなります。ただ、この方法にはちょっとしたコツがあります。そのコツをつかんでいないと苦しくなりますので気をつけましょう。

 

多くの人たちがよくやってしまうミスが、苦しみながら他人の利益のために何かをすることです。他人の利益のためにがんばることは素晴らしいのですが、苦しみながらでは苦しみが倍増します。子どもの不登校で苦しむ原因の恐れをやわらげるためのことなのに、苦しみを加算したら意味がありません。しかも、苦しみを重ねるとそのストレスが連鎖して恐れも強めますから、恐れも強化され、苦しみも強化され、踏んだり蹴ったりです。ですから、苦しみながらではなくイキイキと楽しみながら他人の利益を考えて動くことがコツだと覚えておきましょう。

 

私は文章を書くことが好きなので、無我の状態になりたいときは文章を書きます。イキイキと楽しみながら誰かの癒やしや感動につながるような文章を書いていきます。それをつづけることで恐れがやわらいでいきます。

 

今これを読んでいるあなたにも「イキイキと楽しみながらできること」があるでしょう。それを他人の利益につなげて無我の状態でやってみましょう。それだけでも、適度な恐れを穏やかに受け入れているような感覚になります。

 

その感覚変化で、

 

親が恐れから解放されて楽になる → 楽な気持ちで子どもと関わるからうまくいく → 不登校改善が進む

 

となります。

 

 

恐れの反対を「ユーモア」と意識する

 

恐れの反対を「ユーモア」と意識することも効果的です。

 

ここで言うユーモアは広くとらえてください。笑いに変えれば何でもOK!くらいに思っていただいて大丈夫です。

 

まずは、自分の恐れにツッコミを入れてみるといいでしょう。「この程度でビクビクするなんてチキンすぎない!?」とか、「こんなに恐れつづけて……毎日がお化け屋敷かよ!」とか、その程度のツッコミでかまいません。そうしたツッコミを思い浮かべるだけでクスッとして、恐れていることが良い意味でバカバカしくなります。

 

以前、私は恐れがエスカレートしたとき、自分自身に向けて

 

「毎日毎日恐れることご苦労さまです。ここまで恐れつづけているのですから、もう仕事ですね。お仕事ご苦労さまです」

 

と独り言を言っていました。自分で自分に言ったのですがちょっと笑ってしまって、それと同時に恐れている感覚がスーッとやわらいでいきました。

 

皮肉っぽいのでこれをユーモアといえるかどうかは微妙ですが、みなさんも自分自身のなかでユーモアだと思えたらそれで十分ですので、気軽に「ユーモア」を意識してみてください。

 

ユーモアの意識で恐れがやわらいでいくと、

 

親が恐れから解放されて楽になる → 楽な気持ちで子どもと関わるからうまくいく → 不登校改善が進む

 

の流れになります。

 

 

以上、達観・無我・ユーモアの3点を恐れの反対として意識することで恐れをやわらげると、親御さんが苦しみから解放されます。苦しみがなくなっていくと気持ちに余裕ができてきて、その余裕でお子さんのサポートが十分にできるようになります。親御さんがお子さんを十分にサポートできるようになると不登校改善は確実に進むので、その先はスムーズに不登校脱出に向かえるでしょう。

 

ここまで読んできて「こんなシンプルなことで不登校改善が起きるの!?」と疑う方もいると思いますが、こんなシンプルなことでうまくいくものなのです(笑)。

 

やってみて、効果を実感してください(^-^)

 

 

執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一

 

 

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