不登校の息子とのやり取りがなかなか大変です。

彼は、私が何か指摘すると、言葉の細かなニュアンスまで突っ込んできて、私が謝るまで譲りません。

「勉強しているところを見たことがない」と言えば、「一度も見たことがないのか？」と反論してくるのです。

どんな小さなことでも、このパターンが繰り返されます。

息子さんが指摘された際に、細かい言葉遣いにこだわり、あなたが謝るまで引かない行動は、彼が感じている不安やフラストレーションの表れかもしれません。不登校を経験している子どもはしばしば自尊心が低く、自分を守るために攻撃的または防御的な態度を取ります。

こうした状況に対処する一つの方法は、コミュニケーションの方法を変えてみることです。具体的には、非難や批判ではなく、感情を伝える言葉を使うことが効果的です。たとえば、「勉強しているところを見たことがない」と言う代わりに、「あなたが取り組んでいることを見ると私もうれしくなるよ」と伝えることで、あなたのサポートを感じ取りやすくなります。

また、息子さんの感情や意見に耳を傾け、受け入れる姿勢を見せることも大切です。言葉をそのまま解釈するのではなく、彼の言葉の背後にある感情やニーズに焦点を当てて理解しようとすることで、より良い関係を築くことができます。

このような細かい言葉遣いにこだわる行動は、コントロールを取り戻そうとする一種の試みでもあります。彼にとって意味のある責任や選択を任せることで、彼が自己効力感を感じられるようにサポートすることも有益です。

重要なのは、息子さんが自己表現の方法を学び、自尊心を育てるためのサポートを提供することです。家族内でのオープンなコミュニケーションと、感情的なサポートが彼の自信とコミュニケーションスキルの向上につながり、お悩みの問題点も解消に向かうでしょう。