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高校生の不登校回復期
-親としてできるサポートとは-

 

親として子供の不登校に悩む日々は本当に心が重いものです。

 

特に高校生の場合、これからの進路や人生にどれだけ影響が出るのかという不安がより一層強くなるでしょう。

 

しかし、ひとつ明確に伝えたいのは「回復期」が存在するということです。

 

今回の記事で、回復期がいつ訪れるのか、そのサインや特徴、そして親がどうサポートすればよいのかについて詳しく解説します。

 

 

回復期が訪れるタイミング:一概には言えないが希望はある

「回復期がいつ訪れるか」と質問されることがよくありますが、それに対する答えは個々に異なります。不登校の理由や背景、子供の性格、そしてそれを取り巻く環境によって大きく変わるため、一概には言えません。

 

しかしその中でも、何らかの「変化」や「前進」が見られた時、回復期の兆しと捉えてもいいでしょう。例えば、長らく部屋に閉じこもっていた子供が、突然外出したいと言い出したり、自分から家族で遊びたいと提案した場合、これは回復の兆しと考えてよいでしょう。

 

次に説明する「回復期のサイン」が見られた場合、その瞬間が親子にとって新しいスタートラインであり、希望の光がさらに明るく照らし始めるサインです。ここからが重要な局面であり、親としてできる支えや気遣いがより一層求められます。

 

 

回復期のサイン:希望の光を見逃さない

回復期にはいくつか典型的なサインがあります。

 

情緒の安定

過度な怒りや泣きつく、無気力などの極端な感情表現が減少し、一日を通じて比較的落ち着いた状態が続く。

 

自分での問題解決

何らかの問題や困った事態に遭遇した際、親や他の人に頼るのではなく、自分で解決しようという姿勢が見られる。

 

時間の管理

自ら時間を計画的に使うようになり、自分の興味や目標に合わせて時間を過ごす。

 

自分からのコミュニケーション

親や他の大人、友達に対して何かを話す、質問する、または自分の気持ちをオープンに表現する。

 

意欲的な行動

学校には行かなくても、何か他のことに興味を持ち始めたり、自分から何かを始めようとする。

 

新しい趣味や興味

以前は関心を持たなかったことに対して興味を示し、新しい趣味や活動に取り組む。

 

学業への関心

学校には行かないものの、独学やオンライン教育など、自ら学ぼうとする動きが見られる。

 

外出の増加

長い間外出を避けていた場合、自分から外に出ようとする行動が増える。

 

対人関係における自信の回復

以前よりも他人との関わりを恐れなくなり、自信を持ってコミュニケーションをとる。

 

社会性の回復

友達とのコミュニケーションが増えたり、家族とのコミュニケーションがスムーズになる。

 

物事に対する前向きな言語使用

「できない」「ムリ」「嫌だ」といった否定的な言葉の使用が減り、「やってみる」「できるかも」「楽しみ」といった前向きな言葉を使うようになる。

 

スリープパターンの改善

不規則だった睡眠時間が安定し、質の良い睡眠を取るようになる。

 

体調の改善

精神的、身体的なストレスからくる体調不良が改善する。

 

上記は「もう大丈夫かもしれない」と感じる瞬間ですが、その感情に飛びつく前に冷静に「回復期に親ができること」を考えましょう。

回復期に親ができること:子供の翼になるサポート

過度なプレッシャーをかけない

回復期であっても焦らず、子供が自ら進むペースを大切にしてください。

 

健全なルーチンを促す

回復期には安定した日常が重要です。食事、運動、睡眠などの日常のルーチンを作る支援が有効です。

 

傾聴する

子供が何を感じ、何を考えているのかを理解することが最も重要です。

 

感情の正確な表現を助ける

言葉で感情をうまく表現できると、ストレスが減少します。子供が感じていることを正確に言葉で表すための手段や方法を教えることが有用です。

 

正確な情報とリソースを提供

不登校やそれに関連する問題についての正確な情報や有用なリソースを提供することで、子供自身が状況を理解し、対処する力をつけることができます。

 

目標設定を助ける

小さな成功体験は自信をつける大きな要素です。子供が自ら小さな目標を設定し、それを達成できるようサポートすることが重要です。

 

社会的な繋がりを持つ機会を作る

安全な環境での社交活動やグループ活動に参加できる機会を提供することも有効です。

 

感謝と賞賛を表す

回復の過程で小さな進歩も大きな勝利です。それに気づき、賞賛と感謝を表すことで、子供の自尊心と自信が向上します。

 

プロフェッショナルの協力を得る

必要な場合は、カウンセリングや専門の支援を受けることも有効です。例としては心理医療専門家、学校カウンセラー、または教育相談専門のセンターなどが考えられます。子供が一定の回復を見せても、専門家の評価を受けることで、より確実なサポートが可能となります。

 

 

回復期の注意点
過信せず、目を離さないで

 

回復期に入っても、その後の退行や再発が考えられます。

 

過度な期待や楽観的な見通しは避け、子供が自立するまで手を差し伸べる覚悟が必要です。

 

 

親御さん、もし今、お子さんの不登校に悩んでいるなら、その気持ちは痛いほど理解します。

 

でも、この「回復期」が存在するという事実を胸に、明日への一歩を踏み出してみてください。

 

大切なのは、子供がどれだけ速く「正常」に戻るかではなく、その過程でどれだけ「成長」できるかです。心からのサポートと共に、その成長を見守っていきましょう。

 

親としてできる最大の貢献は、子供が自分自身を信じ、社会に打ち勝つ自信を育む支えとなることです。どんな困難な状況でも、その過程でお子さんと一緒に乗り越えれば、それが最も貴重な経験となります。

 

 

 

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