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不登校の子供の昼夜逆転、その治し方とは?

 

不登校の原因はさまざまですが、その1つとして昼夜逆転が原因になっているケースもあるでしょう。

 

昼夜逆転が原因で朝起きれなくて学校に行けない……

そんな日々が続き、不登校になっている子供も多くいます。

 

逆に、不登校が原因で昼夜逆転になるケースもあります。

 

学校に行かないため、体を動かさず、頭も動かさないので、エネルギーが有り余っていて夜眠れない…… 夜眠れないから朝起きれない…… 朝起きる時間がだんだんとずれていって、昼夜逆転。

 

こうして不登校が原因で昼夜逆転に陥っている子供も多いものです。

 

どちらにしても、不登校と昼夜逆転は密接な関係にありますので、切り離して考えないほうがいいでしょう。今すでに昼夜逆転になっている子供を持つ親御さんは、昼夜逆転改善も含めて不登校改善(または不登校予防)を考えていく必要があります。

 

もちろん、子供が規則正しい生活をしている場合でも油断しないでくださいね。

 

今は昼夜逆転になっていない子供でも、この先、昼夜逆転に陥る可能性は十分にあります。その時のために(そしてそうならないために)、今の段階から昼夜逆転改善(昼夜逆転予防)のために必要な知識を頭に入れておきましょう。

 

 

昼夜逆転の治し方

 

昼夜逆転の治し方はシンプルです。

その治し方は、主に次の2点です。

 

A.  精神的ストレスを抱えていて夜眠れないことが原因で昼夜逆転になっている場合  →  子供の精神的ストレスが解消されるように(癒されるように)親がサポートする

 

B.  昼間に頭と体を使わないためにエネルギーが有り余っていて、それが原因で夜眠れず、昼夜逆転になっている場合  →  子供が昼間に頭と体を使えるようになるために親が協力できることをする

 

Aは、さらに細分化できます。

 

A-1  具体的な悩みを抱えていて、それが精神的ストレスになっている場合  →  その悩みが解決されるようにサポートする

 

A-2  悩みがはっきりせず、気持ちがモヤモヤしていて精神的ストレスが溜まっている場合  →  その悩みを明確化する手助けと、明確化した悩みが解決される手助けをする

 

A-3  悩みは全くないけれども意味不明の精神的ストレスが蓄積されている場合  →  子供自身が精神的ストレスの正体を探ることから始め、さまざまなアプローチで癒していけるよう、親ができる限りのサポートをする

 

まずは、子供がどれに当てはまるのかを考えるところから始めていきましょう。

 

A-1  A-2  A-3  B  のうちどれに当てはまるのか?

考えてみてください。

 

原因は複合的なこともあります。「うちの子はA-2とBの組み合わせかもしれない」といったように二つの組み合わせが原因となっているかもしれませんので、そのあたりは柔軟にとらえてください。

 

原因がどれに当てはまるのか見えてきたら、必要な改善を行なっていきましょう。前述の矢印の右側に書いてあることに関して、親ができる限りのことをやっていけばいいのです。

 

 

あるお母さんが実行したこと

 

例えば、Bが原因だと思われる場合、矢印の右側にはこう書かれています。

 

「子供が昼間に頭と体を使えるようになるために親が協力できることをする」

 

これを読み、「子供が昼間に頭と体を使えるようになるために親として何ができるだろう?」と考えてみるのもいいでしょう。

 

日ごろから子供の話をよく聞いていれば、「今度こういうことやってみたいんだよね~」などと子供がさりげなく話したことも記憶に残っていて、その記憶をヒントにして協力できるかもしれません。

 

あるお母さんは、自宅にぶら下がり健康器を買ってきて子供の運動に協力していました。

 

その子が筋トレに興味を持っていることを知っていたので、“自分”の健康のためにぶら下がり健康器を買ったのです。(←“自分”のために買ったところがポイント)

 

そのお母さんは子供に何も言いませんでした。自分の健康のためにぶら下がり健康器を買うのですから、子供には何も言わなかったのです。

 

こうして何も言わずに買うと、子供は逆に興味を示しやすくなります。「これ、筋トレにも使えそう」などと言って、ぶら下がり健康器で懸垂を始めたりするのです(笑)

 

普通の親御さんは、このお母さんのようになれません。

 

「筋トレに興味あるの?じゃあ、ぶら下がり健康器買おうか?そうしたら、懸垂とかできるんじゃない?」

 

などと言ってしまい、それによって子供から「また子供を親の思う方向に動かそうとしてる」と思われたり、子供が「親から買ってもらうんだから懸垂続けなきゃなあ」と変にプレッシャーを感じることで筋トレが続かなくなったりして、改善に向かわないのです。

 

こうした細かなところで差がついてきますから、気をつけましょう。

 

 

昼夜逆転の改善に向かう道

 

A-1  A-2  A-3  に関しても同様です。前述の矢印の右側に書かれてあることを読み、それに関して親ができることを精一杯やっていけば、昼夜逆転の改善に向かう道が見えてくるでしょう。

 

子供がA-1に当てはまるケースで、あるお父さんは一冊の雑誌を買ってきました。特に何かを期待するわけではなく、子供を動かそうとするつもりもなく、ただ純粋に「子供の気分転換になればいいなあ」と思うくらいの気持ちで雑誌を買ってきたのです。

 

その雑誌を子供が読むことはしばらくありませんでしたが、ずいぶんと時が過ぎ、暇つぶしなのでしょうか、ある日突然、子供がその雑誌を読んでいて、お父さんにお礼を言ってきたそうです。

 

はっきりとはわかりませんが、その子の悩みを解決に向かわせる何かがその雑誌に書かれていたようだと、そのお父さんはおっしゃっていました。

 

その後、その子は昼夜逆転を直しただけでなく、見事に大学進学を果たし、今では立派に社会人として働いています。

 

子供がA-2に当てはまる親御さんは、矢印の右側を読み、「だから子供の話を十分に聞くことが重要なんだな!」とピンときたでしょう。

 

子供がA-3に当てはまる親御さんは、矢印の右側を読み、「だから不登校対応では膨大なヒントが必要で、不登校対応専門のプロから継続的にコーチングを受ける必要があるんだな!」と腑に落ちたでしょう。

 

どちらもその通りです。

 

根本からの不登校改善に向かうためにはこつこつと地道に続けていかなければならないことがありますし、理想的な不登校対応はとても奥深いものなのです。

 

 

再発防止のためにも昼夜逆転の改善が重要!

 

不登校改善を目指す上で、昼夜逆転の改善は非常に重要です。

 

極端に言えば、学校に行きたくて行きたくてたまらない子供でも朝起きれなければ学校に行けないわけですから、昼夜逆転の改善なしに不登校改善を目指すのは無謀とも言えます。

 

再発リスクまで考慮すれば、なおさらでしょう。

 

昼夜逆転がしっかりと治っていないままに学校に行くようになっても、やがて不規則な生活に拍車がかかり、昼夜逆転が酷くなり、朝起きれなくなることで不登校が再発します。

 

ですから、昼夜逆転の改善にしっかりと取り組んでいくことは、根本からの不登校改善の1つとして非常に重要なのです。

 

上記を読み、昼夜逆転の改善(昼夜逆転の予防)に努めましょう。今これを読んでいるあなたのお子さんが、輝く未来に向かうことを願っています。

 

 

執筆者:SIAPROJECT代表 木村優一

 

 

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